過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いをかけたけどやっと対面できそうだ」
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◆SHpOT25On.
[saga]
2013/01/06(日) 03:56:42.39 ID:0t2iTKtmo
女戦士「勇者、お前ってステーキ系よく作るけどこういうのが好きなのか?」
勇者「・・・いや、慣れているだけだな。動物を捌いて焼くだけの簡単なモノだから。」
勇者「串焼きなどもよくやっていた。野菜を食べる機会も多くは無かったし・・・」
勇者「俺は単純な調理法が一番慣れている。だから、まぁステーキは作りやすいんだ。」
女僧侶「そうなのですか?その割には結構前にパエリアの調理法を細かく指示してましたよね?」
女魔法「おいしかった。」
勇者「あぁ、単純な物に慣れているだけで複雑な物を作った事が無いわけじゃない。と言ってもパエリアは作った事など片手半分も数えられないが。」
女戦士「私サンドイッチとかが好きなんだよなー、今度作ってくれよ。」
勇者「サンドイッチか・・・。いいぞ、材料も、まぁ有るしな。」
女僧侶「あれ?でも勇者様確かパン等には慣れてはいませんよね?」
勇者「まぁ、な。しかし旅の間に何度か食べる機会も有ったから、恐らく平気だ。」
女魔法「・・・食べるだけで真似できるの?」
勇者「複雑な調理法じゃない限りは出来る。燻製や塩漬け等は真似が出来ない。」
女戦士「それって材料じゃね?料理って言うのか?」
勇者「保存食の作成も立派な調理だろう。簡易的な燻製なら木や草が有れば出来るが、本格的になるとどうしても設備がな。」
女僧侶「つまりは設備さえあれば出来るんですね・・・。勇者様ってほんとに多才ですね。」
勇者「そうでもない。真似できるのはあくまで知っているモノだけだからな。高級飲食店の様な所が出す物は全く作れん。」
女戦士「お前飯屋どころか町にすら入れなかったもんなー。」
女僧侶「知らない物を作れたら天才の枠にさえ収まりませんよ。」
女魔法「けぷっ」
女僧侶「魔法さん、はしたないですよ。」
女魔法「おなかいっぱい。」
女僧侶「ほらほら、口を拭いてください。貴方もそろそろ淑女のたしなみを覚えてほしいものです。」
ゴシゴシ
女魔法「んぅ。」
女戦士「良いじゃん別に。めんどくせーよ淑女のたしなみとかさ。」
バクバク
女僧侶「貴方はまず女性の常識から覚えましょうね?」
ヒトミ「・・・あー」
腕≪ぷるぷる≫
女商人「・・・。」
勇者(さっきから商人が会話に参加しない。皆は努めて普段の雰囲気を演出しているが・・・。)
勇者(俺達は普段通りな方が、商人にとってもいいとは思うんだがな・・・。)
勇者(歯がゆい事だ。)
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