過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いをかけたけどやっと対面できそうだ」
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◆SHpOT25On.
[saga]
2013/01/06(日) 04:00:54.51 ID:0t2iTKtmo
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食後
ヒトミ「ぐー・・・ぐー・・・」
食器≪じゃぶじゃぶ≫
青髪「・・・」
女戦士「それでー? 私達これからどうすんの?」
女魔法「神と戦うの?」
女僧侶「・・・」
勇者「・・・」
勇者(元々、俺のわがままに付いてきてくれていたとはいえ、魔王を倒すという大義名分が皆には有った。)
勇者(しかし今回は、そういったものはほぼ無い。神が俺達人間を管理しているとは言うが、それが真実かどうかは分からない。)
勇者(俺個人の理由ならば、戦うしかない。 あいつは俺から人を奪っていった。顔を合わせた事も無かった、だが)
勇者(俺と長い間、対話してくれていた存在を。俺にとっては、充分戦う理由になる。)
勇者(だが言ってしまえば、それは顔見知りですらない人を救いに行くと言う事。皆が戦う理由は薄い。)
勇者(皆が戦う理由は、俺の感情のみ。いくらなんでも、そんな事に巻き込むのは・・・)
女戦士「ムズカシー顔してんじゃねーや。」
鞘≪ひゅ≫
頭≪ゴン≫
勇者「ぐっ」
女戦士「まーたいらない事考えてんだろ? どーせ私達を巻き込みたくないとかよー。」
頭≪ゴン ゴン ≫
勇者「がっ うっ」
女戦士「別にいいじゃねぇか。私達の命担保にしたって。惚れたもん負けだ。私達が悪いんだ。」
女僧侶「まぁ、死ぬのは嫌ですけどね。」
勇者「しかし・・・」
女魔法「私は勇者についてくしかない。勇者が行くなら私も行く。それだけ。」
勇者「・・・。」
女僧侶「・・・私や戦士さんはともかく、魔法さんにはあなたが必要でしょう? ねぇ、勇者様。」
女戦士「そーだそーだ。コイツの過去は全く知らねぇけど、連れてきたのお前だろ。責任取れよ。」
勇者「責任か・・・。・・・何か、俺が取らなければいけない責任が多くないか。」
女魔法「商人、僧侶、戦士、私、ひとみ、ヒトムヒトナ、あと魔法銃の一人。」
女商人「わ、私は別に・・・。」
勇者「・・・腕が足りそうにない。」
女戦士「何本有ってもたりねーよ。どーせスケコマシのこった、私達が居ない間にまたどっかで責任作ってんだろーしよ。」
勇者「スケコマシスケコマシと、それでは俺が節操無しの様じゃないか。」
女戦士「天然が何か言ってやがるぞ。言ってやれ僧侶。」
女僧侶「艶福家。」
女魔法「・・・えんぷく?」
女僧侶「モテる人、という意味ですよ。主に女性から。」
勇者「そ、そもそも俺は女性以前に人とすら・・・」
女戦士「うっせートクイテン野郎が。」
勇者「せめて意味を理解してから使ってくれ。」
女戦士「うっせーエンプクカ。」
勇者「・・・。」
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