過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いをかけたけどやっと対面できそうだ」
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47: ◆SHpOT25On.[sage]
2012/05/04(金) 03:24:39.70 ID:4mhxZ8olo
女魔法「・・・。」
ピチャ チャプ

女魔法「あったかい。」

白龍「おや、小さい人間さん。どうしたんだい?」
赤竜「人間!お前も水浴びするか!」

女魔法「煙がすごかったから見に来た。今日はいい。」

白龍「なるほど、確かに何事かと思うね。まぁ大概の事はこの馬鹿かあちらの馬鹿が起こしたと思って大きな間違いはないと思う。」
赤竜「なんだ人間は泳げんのか!ぶきっちょだの!」

女魔法「それは半日しかここに居ないけどわかった。・・・・・・水浴びはふつう浅い所でする。」

白龍「ふふ、それは余計な事を言」
赤竜「なに!茶も泳げぬから気にするな!あ奴は重くて浮けんのだ!」

女魔法「・・・・・・。」

赤竜「黒が茶にカナヅチと言っていたな!聞けば人間の道具で木の棒に鉄を括り付けた物!」
赤竜「言い得て妙だの!正に茶の様な奴に言える言葉だ!」

赤竜「カナヅチ!がははは人間はやわっこく水にもぷかぷかと浮くのだから泳げて然りだと思うがな!そう考えると茶より酷い!」
赤竜「ガハハハハぶきっちょぶきっちょガハハハハハ」

女魔法「雷流し」

赤竜「グバババババ」
バリバリバリバリ

白龍「ウゴゴゴ!?」
バリバリバリ

女魔法「あ、ごめん。」

赤竜「か、雷は腹にくるの!」
白龍「い、いや・・・この、馬鹿、が、悪い。し、しかし、出来るならば私を巻き込まないでくれ。」

女魔法「ごめんね。」

赤竜「そうだぞ!こいつは打たれ弱く根性無しなのだ!」

白龍「部分封印」

赤竜「うご!?」
ガキン!

白龍「・・・ふ、お前の口は災いしか産まないようだな。」

赤竜「・・・!」

白龍「分厚い甲殻を持つお前の様なとんちんかんはだからこそ鈍い。私は繊細なのだ。鱗も川魚の様に薄く、身を守るように発達したものではない。」

赤竜「・・・!」
バッシャンバッシャン

女魔法「・・・。」
びちゃびちゃびちゃ

白龍「必要ないからこそのこの脆弱さよ。故の繊細さ。私のみ手も足も無いが、足を使わずとも体を支えれ、手を使わずとも飯を食える。」
白龍「無駄がないこの体はお前の様なとげとげした体躯とはくらべるべくなく機能性が集約しているのだ。」

赤竜「・・・!」
ザッパンザッパン!

女魔法「・・・。」
ザパン!

白龍「やめんか阿呆たれ。」
尻尾『バシン!』

赤竜「・・・!」
バッシャァン!

赤竜「・・・!・・・!」
バシャバシャ

白龍「ん?・・・何を言っているか分からんな。もう少し大きな声でしゃべれ。」


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