過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いをかけたけどやっと対面できそうだ」
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◆SHpOT25On.
[sage]
2012/05/04(金) 03:25:37.13 ID:4mhxZ8olo
女僧侶「さ、背中に乗って〜」
女僧侶「ではお願いしますね。」
グイ!
勇者「っ。」
タタッ
女僧侶「ほら、急がないと魔法さん風邪ひいちゃいますよ?」
勇者「あ、あぁ。・・・・・・。」
スタスタスタスタ・・・
黒竜「・・・いやはや。」
緑竜「人間も女の方が押しは強いか。」
女僧侶「あ、やはりドラゴンさん達にも性別という物があるのですね。」
緑竜「まぁ、な。青色にはなかなか頭が上がらん。」
黒竜「そこで寝ている奴は別段そんな事もないがなぁ。」
大岩『・・・』
女僧侶「・・・え?じょ、女性なのですか?」
緑竜「性別で分けるのならそういう事になるだろうか。」
黒竜「そもそも私達は増える事はしない種族。死なぬなら増える意味は無い。故に性別もあまり意味は無い。」
女僧侶「い、以外ですねぇ。何となく男性なのかと・・・。」
緑竜「ま、いろんな奴がいるという事だ。我らは6しかいないが、その事はよく知っている。」
黒竜「確かにな。6しかいなくとも色とりどりだ。」
女僧侶「ますますドラゴンさん達とはお友達になれそうですねぇ。あ、それでですね、茶色さんの件以外にもお願いしたい事が有るのですが・・・。」
緑竜「ほお、厚かましい物だ。」
黒竜「いったいなんだろうか。とりあえず聞こう。」
女僧侶「え、えっと、私たちの魔法はドラゴンさん達に比べまだまだ幼く、伸び代が有ると思うのです。」
女僧侶「で、ですから私が知る魔法条件を貴方達に推敲してもらいたいと思うのですが・・・い、いいでしょうか?」
緑竜「私はやらんぞ。」
黒竜「是非やらしてもらおう!!」
ずいっ
女僧侶「っ。」
緑竜「・・・。」
黒竜「その事ならむしろ私からお願いしたいくらいだ!人間の魔法を深く知るいーい機会だ!」
女僧侶「や、やってくれますか?」
黒竜「おお!いいぞ!」
女僧侶「あ、ありがとうございます!大変助かります!」
緑竜「・・・まぁ別にかまわんが私に押し付けるなよ。」
黒竜「まぁまぁいい暇つぶしではないか!一緒にやろう!」
緑竜「・・・ふぅ。断る。」
黒竜「だが人間さん。今日は少し勘弁してもらえるだろうか?」
緑竜「お前も話を聞かない奴だったな。」
女僧侶「あ、それはもう。ドラゴンさん達の都合がいい時にしてくだされば・・・。」
黒竜「いやはや今日は疲れてしまった。明日の昼程度まで寝るとする。」
黒竜「私の穴倉に戻る。ではまた明日、人間さん。」
黒竜「転送術式詠唱開始」
女僧侶「あ、おやすみなさい。」
黒竜「詠唱完了。」
バシュウ!
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