過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いをかけたけどやっと対面できそうだ」
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50: ◆SHpOT25On.[sage]
2012/05/04(金) 03:26:05.47 ID:4mhxZ8olo
緑竜「まぁいい。また明日直接言うとしよう。またな人間。」
バサァ!バサッ!バサッ!

女僧侶「あ!お、おやすみなさい!!」

緑竜「・・・あぁおやすみ人間!」
ヒュゴオ!
ザザァァ・・・
女僧侶「・・・。・・・さて、お星さまでも眺めながらゆっくり戻りましょうか。」

――――――――――――――――――――――――
野営地点

馬「・・・」
馬2「ブルルル・・・」

勇者「・・・・・・。」

馬車≪ゴソゴソゴソゴソ≫

勇者「無いか?」

女魔法「見つからない。」

勇者「そうか。・・・。」
勇者(不自然だ。着替えが入った鞄が見つからないとは。・・・僧侶か?いや魔法が濡れるとはわかっていなかったはずだし先刻の反応を見ても予定通りの行動では無かったようだ。その線は薄い。)

勇者(しかしこのまま放って置くと本当に風邪をひかねない。・・・仕方がないか。)

勇者「魔法。」

女魔法「何?」

勇者「入ってもいいか?」

女魔法「いいよ。」

勇者「・・・。」
毛布≪ガサ≫

勇者「入るぞ。よっと。」
馬車≪ガタ≫

勇者「・・・。」

女魔法「なに?」

勇者「・・・俺の上着だけか?。」

女魔法「下も来てるよ。」

勇者(・・・・・・。あぁ、いかん。下着ならなおさらだ。それによく見れば俺の上着も濡れている。)

勇者「毛布だ。着替えは俺が探すから羽織って待っていろ。外に練炭が焚いてある。」

女魔法「・・・・・・。」

勇者「・・・やはり俺に着替えを触られるのは嫌か?」
勇者(異性の着替えを手伝うのは色々な点で非常識だ。しかし俺の妙な気恥ずかしさで風邪をひかせてはいかんか。)

女魔法「・・・ううん。別に。」

勇者「そうか。ほら、」
毛布≪ファサ≫
女魔法「・・・。」

勇者「よっと。」
がばっ

女魔法「っ。」

ガタ ズザッ
勇者「下ろすぞ。」

トサッ

勇者「今湯を沸かしてる。茶葉も何もないからただのお湯だが、体は暖まるだろう。」

勇者「まだ寒いか?」


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