過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いをかけたけどやっと対面できそうだ」
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537: ◆SHpOT25On.[saga]
2013/03/18(月) 02:21:11.95 ID:3z/IA00wo

女商人「・・・あなたの力が質量を増大するのなら・・・!」
女商人「核解放、重力場作動。」

髭面「おっ?」

女商人「重さを無くしてしまえば良いんです!! えい!!」
ヒュッ  ガキィン!!

フワッ!
髭面「うおっ!?」

手≪ズルッ≫
勇者「雷魔法感電」
バリィ!!
髭面「うげ!?」
勇者「ぐっ!」

ズルッ
ザザッ!

髭面「ちぃ!しくった! 握り潰さねぇよう手加減してたのが仇になっちまったぜ!」
フッ

ドスンドスン

勇者「しょ、商人。今の魔法は・・・」

女商人「私の核は真空珠のような、特殊な物なんです。重力魔法を行使できます。」

勇者(アイツの方だけ重力を打消し、吹っ飛ばしたか。俺の方は重力は変化していなかった事から範囲を限定する事が可能の様だ。)

髭面「あぁー。左手の指動かなくなっちまった。」
左手≪シュゥゥゥ・・・≫

勇者「・・・痛みを感じないのか?」

髭面「主の御心のがいてぇから感じねぇだけさ。それより、あんたよぉ、自分が誰に協力してっか分かってんのか?」
髭面「魔王だぞ?100年前の災厄だぞ? あんたら違和感覚えてねェから仕方無く、あんた目覚まさせるために俺らが集められたんだ。」

髭面「少しでもおかしいって思うなら・・・」

女商人「ふざけないで下さい!!」

髭面「着いてきて・・・って?」

勇者「・・・?」

女商人「元々は・・・勇者さまの魂を捉えて、何千年も酷使して・・・!」
女商人「まだ足りないと言うんですか!! もう、離してあげて下さいよ!!」

女商人「おかげで勇者さまは私のお父さんとかかわりあってしまって・・・もう、何回も繰り返し悲しみを負っているんですよ!?」

女商人「憐れと思うなら!! そちらこそ平穏を下さい!! 勇者さまの事を深く理解していながら・・・それを利用して自分の前に引きずり出して!!」

勇者「商人・・・。」

女商人「私は!! あなたのことが大嫌いです!! もう近づかないで!!」

髭面「・・・でもよぉ、今は魔王の手先だろ?」
髭面「魔王に捉えられちまってるだろ? だったら解放してやんなきゃ。それが出来るのは神様だけさ。」

髭面「別にアンタの事は連れてこいって言われてねェけど、連れてくんなとも言われてねェ。心配なら傍に居てもいいぜ。」

髭面「なんせ神様は寛容だからな。そんくらい許して下さるはずさ。」


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