過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いをかけたけどやっと対面できそうだ」
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545: ◆SHpOT25On.[saga]
2013/03/18(月) 02:25:03.01 ID:3z/IA00wo
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4日目

カッポカッポカッポ

勇者「・・・。」

女商人(神の尖兵は、どうやって勇者さまを連れて行く気だろう。)
女商人(昨日は狙撃で邪魔者の排除、直接的手段で勇者さまを捉えに来たけれど失敗した。)

女商人(だったら次は・・・電撃作戦? 昨日の戦闘で勇者さまの機動力が必ずしも戻ったわけでは無い事も悟られたかも・・・。)
女商人(私の隠し玉はまだあるけれど・・・必ずしも対応できるかは分からない。機動力が馬一頭だとばれていたとしたら、可能性が高いのはやっぱり・・・)

土「貴方、少しいい?」
ふわふわ

女商人「あっ、はい。なんでしょう。」

土「以前貴方は強烈な光で目を焼かれていたわ。現在も仕様はそのままなのかしら。」

女商人「あ、はい・・・構造的欠陥、みたいなものですから。以前は瞼を超えて火傷してしまいましたし・・・。」
女商人「損傷を防ぐ事は出来ません。」

土「そう。じゃぁこれを付けておいて。」

女商人「・・・ゴーグル、ですか?」

土「今生成したわ。貴方も。」
勇者「うっ」グキッ

仮面≪グニュ≫

勇者「あっ・・・」
土「眼孔部分にガラスをはめておいたわ。これで目くらまし程度の光は防げるはずよ。」

勇者「ありがとうございます。」

土「さてと。馬から降りなさい勇者。」

勇者「何故ですか?」

土「鈍いわね。敵よ。」

女商人「えっ?!」
勇者「何処に?」

土「昨日の様に遠くに狙撃要因が待機してるわ。右手の方向よ。」
土「今回の人数は・・・3人ね。前方と後方に一人ずつ。」

女商人「なぜわかるんですか?」

土「貴方に備え付けられている検知器は範囲が狭いのかしらね。昨日も狙撃要因の転送には気づいていなかったようだし。」

勇者「3人・・・しかも一人は狙撃要因か。壁を生成するとその陰から動けなくなるが・・・生成しないわけにも・・・」

土「私の属性を忘れたかしら?」

勇者「・・・あっ。」

土「貴方はもう少し他者に頼る事を覚えなさい。大地鳴動」

大地≪ズゴン!! ゴゴゴゴゴゴゴゴ≫


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