過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いをかけたけどやっと対面できそうだ」
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◆SHpOT25On.
[saga]
2013/03/18(月) 02:41:02.10 ID:3z/IA00wo
238「これがどういう事か分かるよな。あっ、ちなみに僕前世は悪の科学者やってましたー☆ ピースピース。」
髭面「まぁ、そういうこった。こういうのすんげぇ苦手だけどよ、あんたの消されかけてる良心を刺激するにはこんくらいの事必要だろ?」
頭巾「ねっ、ねっ! 今度こそ付いてきてくれるでしょ? あたしね、貴方とお話ししたい事がたくさんあるの。連れて行ってあげたい場所もね、たくさんあるの!」
頭巾「お母さんと一緒に3人で歩きましょ! 悪くないでしょ?ね?」
潜水服「・・・お前は幸せな奴だ。」
勇者「っ。」
潜水服「お前を想ってくれる奴が居て、お前を産んだ存在まで居る。そいつらはお前のことを待ち望んでいて、日の下を共に歩くことを望んでいる。」
潜水服「お前はそれを成せるだけの環境に居る。それが、どれだけ幸せな事か分かるはずだ。なのに、それを無碍にしながら神に逆らう。」
潜水服「俺はお前が嫌いだ。陽を浴びれる癖に、日蔭を歩きやがって。」
勇者「・・・っだが、俺は・・・!」
実母「・・・もう、魔王の呪いは解かれているのでしょう? なら、一緒に居れるのでしょう?」
実母「家に帰ろう? 知らないかも知れないけれど、貴方には兄が居るわ。すごくやんちゃだけれど、面倒見がいいの。」
実母「きっと、仲良くなれるわ。だから、ね?」
勇者「っ・・・、兄、には、既に会っています。たしかに、俺にも良くしてくれました・・・!」
実母「そうなの? でしょう? あの子はね、年上の子さえ怪我させちゃうような、そんなやんちゃな子だけど、小さい子には優しくてね、」
実母「親馬鹿かも知れないけど、あの子は皆から好かれる子なの。すごく優しい・・・」
勇者「兄は!! 今は王にまでなっています!! 知っていますか!?」
実母「・・・。」
勇者「兄はあなたをアレ呼ばわりしていたが・・・! あなたの事を深く理解していた!」
勇者「兄は王になりました!! 幼いころは兵士になりたかったらしい、ですが!! 王になったんです!!」
勇者「貴方の様な存在を! 認めたくなかったから!! 国の仕組みを変えるために! 成り上がったんです!!」
勇者「戻ってあげてください・・・! 兄は、口にこそ出しませんでしたが・・・貴方に会いたいはずです・・・!」
実母「・・・あの子はまだ十五にも満たない歳よ。王になるなんて、そんなのあり得ないわ。」
勇者「っ!!」
実母「嘘をつくなんて・・・、それとも、魔王に変えられてしまったの?」
238「くっくっくっ。そうかもねー、なんてたってマオウだもんね。人心なんて粘土細工みたいに変えれちゃうのかもよー?」
頭巾「そんな・・・、もう手遅れなの?」
238「ドデショー、心ってのは残渣があるらしいから、まだ元に戻るかもねー。これ以上時間かけたら、どうなるか分からない、け、ど・・・。」
勇者「238、お前・・・!」
潜水服「手段を選んではいられないと言う事か。」
238「そゆこと。」
頭巾「むぅ・・・痛い事したくないけど、仕方ないんだね・・・。」
髭面「まぁ、あんたは悪くないみてぇだけどよ。荒療治になってもしょうがねェんだよ。」
実母「来て、勇者。抱きしめてあげる、ね。」
勇者「・・・くそっ!」
土「・・・不利を認めざるを得ないわね。こんな隠し玉を用意していたなんて。そのうえ、全員が何かしらの特殊な能力持ち?」
土「手加減、してられないかもしれないわね。」
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