過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いをかけたけどやっと対面できそうだ」
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59: ◆SHpOT25On.[sage]
2012/05/04(金) 03:32:42.78 ID:4mhxZ8olo

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青竜「分かった?」

勇者「あ、あぁ。」
勇者(だがこれは・・・俺の知っている熱魔法の基礎条件と酷似している。)

緑竜「まだ人間は疑問があるようだな。」

勇者「あぁ。この魔法と条件がよく似ている魔法を知っている。」

青竜「どんな魔法?」

緑竜「ふ、大方振動属性の正方向魔法だろう。」

勇者「・・・恐らく、そうだ。」

青竜「? なにいってんの?そりゃそうでしょ同じ魔法なんだから。」

勇者「あ、いや・・・」
緑竜「つまりは人間すべてが振動属性を二つに分けて考えてしまっているという事だ。」

青竜「んー・・・。・・・・・・あー、つまり振動属性の正と負を別の属性だと考えちゃってるのね、なるほどー。」
青竜「確かに同属性の割には使いやすさに個人差でるししょうがないのかなー?」

緑竜「人間はそもそもを別の属性と捉えているという前提条件を考えれば条件構築において全く別の作り方をしてしまったと考えてもなんらおかしくない。」

勇者「まさか氷冷魔法と熱魔法が同じ属性だったなんて・・・。」
勇者(魔法の基礎が崩れてしまうな・・・。)

緑竜「まぁーこれでお前にも人間が言う氷冷魔法が使えるようになったわけだ。さっそく武器に応用してみろ。」
青竜「武器に応用?」

勇者「やってみよう。・・・反振動魔法剣」
コオオ!

勇者「おお・・・。」
勇者(基礎が似通っているためにさしたる応用も必要がない。)

青竜「あぁ、武器を軸に魔法使ってるの。よく物に魔法効果を安定させれるわねー。」
緑竜「良かったな。さてあとはそれを応用して熱を制御するだけだ。」

勇者「同時にか・・・・。」
勇者(詠唱で魔法効果を出した後魔翌力の流れだけで維持し、余剰出力でもう一つを詠唱すれば・・・)

勇者「・・・振動魔法剣」

ゴオオ!ブ、ブブゥゥゥゥゥ・・・・

勇者「あ・・・。」
緑竜「どれ、」
ちょん

緑竜「ははは、予想通りいい塩梅の温度だな。熱くも無い冷たくも無い。」

青竜「あははは、意味ないじゃん。まずは各魔法の範囲指定と出力調整の練習しないとねー、ちゃんと使うなら。」

勇者「・・・難しいな。」


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