過去ログ - ランサー「ゲイ…ボルグ!」アンリ士郎「アッー!」
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307:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/01(火) 22:13:01.76 ID:wnizoFNW0
ランサー「そいつはなによりなこった。
      あのワンコロは随分現代の食い物に舌鼓をうってるみてーだな」


エルキドゥ「たまの贅沢ですよ。日々の糧にも時折の潤いは、また生に活を呼びこむのです」


ランサー「へえ。質素なことで。金ピカとよくアンタ付きあえるなぁ」


エルキドゥ「僕だからこそ、じゃないかな?
       人は他人にないものと益となりうる要素を求めるものだから」


ランサー「気にいらない物はなんでもぶち壊す奴なんだぜ?
      アンタ、あいつが世界もろともぶち壊すなんて暴れだしたらどうすんだ?」


エルキドゥ「納得のいく答えを得られれば、轡を並べもしますが……
        ……なればそのときは、彼の首を打ちとり、手土産に故郷に帰りますよ」


 途端に全身が凍りついた。
 有無をいわさず神経に叩きつける凄惨な鬼気に、細胞のひとつひとつが原初の恐怖を甦らせていく。


 切っ先を右足指の先端につくほど低く保った姿勢は、構えと言うには不自然にすぎるが
 それゆえに、そこから生じる技の凄絶さを窺わせるものがあった。
 また、その槍は明らかに異常だった。
 形状・材質ともに絶えず変化を繰り返し、その剣は本当に槍なのかどうかまるで読み取ることができない。
 まるで理解することが出来ない業物に気づき、萎縮した彼の胸に場違いな歓喜が湧き上がった。


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