過去ログ - まどか「あの程度で『殺し合い』ねぇ……」
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[saga]
2012/04/09(月) 10:03:25.48 ID:bDzkKJrY0
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昼休み、屋上
まどか「(やっとほむらちゃんとわたしたちでお昼出来る…ここにマミさんもいたらなって…)」
ほむら「落ち着いて話、できるかしら?」
さやか「…うん」
ほむら「あなたはこれからどうしたい?」
さやか「あれからさ…考えたんだよね…あたし弱くて、なのに正義だの許せないだのって…叫んでばっかりで」
さやか「あたし、マミさんに憧れててさ…誰かのために戦うって、それで魔法少女になって、助けられた人もいたけど」
さやか「それで…浮かれちゃったのかな…佐倉杏子に出会って、言ってることが許せなくて」
さやか「気付いたら頭に血が昇ってて、あいつに刀を向けてた。途中からはあいつを殺そうとしてた」
さやか「あたし、自分の正義にそぐわないからって、人を殺そうとしてたんだよ…そんなことも分からずに、あたしは正しいんだって思い込んで…」
ほむら「よくあることよ。人類にとっては。日常茶飯事なぐらいに」
さやか「あたし、わかんなくなっちゃった。あたしって正しくないのかな…?どうすることが正しいのかな…?」
まどか「さやかちゃん…」
ほむら「それならこれから考えましょう。一緒に」
ほむら「戦い方も教えるわ。あなたは強くなるの」
さやか「…」
ほむら「あなたは使い魔を見逃して誰かを見殺しにするのは間違いだって、そう思うのよね?」
さやか「…うん。今もそう思う」
ほむら「では、間違ったことをする人を攻撃することは?」
さやか「…わかんない」
ほむら「私たちは警察や軍隊じゃない。誰かを守ることを義務付けられているわけではない」
ほむら「私たちが誰かを助けても、何の見返りも手に入らない。私達が魔女を狩るのは、グリーフシードを手に入れてソウルジェムを維持するため」
ほむら「魔法少女の人助けは純粋なボランティア活動ということになる。でも、いくらボランティアをするのが素晴らしいからって、それを他人に強要するのはおかしいんじゃないかしら?」
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