過去ログ - まどか「あの程度で『殺し合い』ねぇ……」
1- 20
49:1[saga]
2012/04/09(月) 16:37:45.07 ID:bDzkKJrY0
――――――――――――――――――――――――――――――
帰り道

まどか「仁美ちゃんのお話ってなんだろ?私達には聞かれたくないのかなあ?」

ほむら「………」

まどか「ほむらちゃんどうしたの?」

ほむら「…何でもないわ」

まどか「嘘。ほむらちゃんすっごく怖い顔してた」

ほむら「…そんなことないわ、大丈夫よ」

まどか「ね、もし何か悩んでるんだったら、教えて?」

まどか「わたし、魔法少女でもないし、頑張るさやかちゃんを励ますことしかできなくて…ほむらちゃんに任せっきりで」

まどか「だから、少しでも役に立ちたいの…ほむらちゃんの負担を減らしたいの」

ほむら「…」

まどか「ね…お願い?」

ほむら「…私、志筑さんがさやかを呼び出した理由を知ってるの」

まどか「えっ?」

ほむら「話は上条恭介のこと。志筑さんは彼に告白をするつもりなの」

まどか「ええっ!?」

ほむら「志筑さんはその前にさやかにそれを伝えるの。さやかは幼馴染なんだから、先に告白する権利がある、1日待つから心を決めろって」

まどか「…」

ほむら「さやかのことが心配なの…追い詰められてしまうんじゃないかって。告白できずに、諦めてしまうんじゃないかって」

ほむら「さやかは思い込みが激しいから、そうしたら自分はもうだめだって思い込んで、どんどん堕ちていってしまうんじゃないかって」

まどか「…」

ほむら「…何でそんなことを知ってるのかって、聞かないのね」

まどか「ほむらちゃんは何でも知ってるもん。いまさらだよ」

ほむら「…」

まどか「それに、いつかは教えてくれるんでしょ?何でほむらちゃんはそんなに物知りなのかって」

まどか「わたし、ほむらちゃんのこと信じてるから。大丈夫だよ。仁美ちゃんのこと話してくれてありがとう」

ほむら「まどか…ありがとう…」

まどか「じゃあ、さやかちゃんの背中を押せるようにがんばろっか!」

ほむら「そうね。少なくとも、さやかが後悔しなくて済むように…」

まどか「じゃあさやかちゃんにメールするね?仁美ちゃんのお話が終わったら来てって」

ほむら「そうね。決断も対処も早いほうがいいわ」

まどか「てぃひひ、さやかちゃんの実戦訓練、第二弾だね!」

ほむら「ええ」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
259Res/98.85 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice