過去ログ - 【Fate】私「聖杯戦争?」小津「はい、そうです」【四畳半神話大系】
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29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県)
2012/04/21(土) 20:18:42.80 ID:x2oJCdzS0
セイバー「っ!?」

私「?どうかしたのか?セイバー?」

突然セイバーの顔つきは険しいものとなっていた
まるで今から戦へと赴くような凛々しいものだった

セイバー「…マスター…どうやら近くに他のサーヴァントの気配が」

私「なっ!?」

なんと、近くに敵の気配をセイバーは感じ取ったようだ
恐るべしセイバー、彼女が本当に人間であったのだろうかと疑ってしまうほどである

だが今の私にそんなことを深く考え込む余裕は無く、頭の中はすぐに恐怖と困惑で一杯になってしまった

私「!ま、まだ心の準備が…」

セイバー「この近くならあちらも気づいているはずです……私はもう戦える状態にあります、マスター…」

私の情けないセリフを流したのだろうか、セイバーはもうとっくに臨戦態勢に入っていた
しかもものすごい熱い視線でこちらを見てくるのだ

セイバー「………」

私「………」

そして状況から考えて、もしセイバーの願いを断れば熱い視線がレーザービームのような物騒なものに変わってしまいそうな
気がしてきた


私「………わかった、ならば共に行こう、セイバー」

セイバー「感謝します、マスター」


仕方なく了承してしまったが、視線に怯むぐらいの私がセイバーと共に行って邪魔にならないだろうか

そんな情けない疑問が浮かぶが、深夜の謎のテンションともしかしたら魔法で敵を蹴散らすことが出来るのではないかという期待のおかげで、なんとかなるのではないかと思えてきた


そう、この時までは


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