過去ログ - 【Fate】私「聖杯戦争?」小津「はい、そうです」【四畳半神話大系】
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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県)
2012/04/21(土) 20:51:37.22 ID:x2oJCdzS0
私の申し出を無視し、セイバーはアーチャーとの戦闘を始めた

どうやら私と明石さんの思いはあのケンカ好きの二人には届かなかったようだ
嘆かわしい、なんとも嘆かわしい


そして鴨大橋の上で
金髪の美少女が褐色の男とお互いの刃と刃を交える

アーチャーは両手に短剣を持ち、セイバーは……何も持っていなかった
いやだが、アーチャーの剣がセイバーの元へと届いていない以上、セイバーも剣を持っているようであった

見えない剣…なのだろうか

そして短剣と見えない剣の鍔迫り合いはさらに激しさを増していった
剣同士の斬りあう音は黒板をひっかく音よりも鳥肌が立つものであった

そしてその光景はこの私が今この鴨大橋に存在しているのか
分からなくなってしまうほどに現実離れしていた

明石「すごいですね……私も召喚したものの、本当に殺し合いなんて物騒なことするのか半身半疑でした」

何を言っているのだ明石さん、私はいまだこの光景は小津の趣味の悪いドッキリなのではないかと疑っているというのに
というかドッキリであってくれたらよかったのに、小津の頭を丸刈りするくらいで許してやったというのに


セイバー「はぁっ!」

セイバーの一振りがアーチャーの目の前で停止する
アーチャーが両手に持つ短剣によってその動きを止められているようであった

アーチャー「ふっ…動きが鈍いぞ!セイバー!」

セイバー「なっ!」

そしてアーチャーは短剣を十字に重ね、セイバーの見えない剣をはじき、セイバーの体は宙に浮いた、一体アーチャーの筋力はどれほどなのだろうか

アーチャー「軽いな!……セイバー、お前のクラスが泣いているぞ?」

セイバー「くっ……舐めるなぁ!」

私「………」

そしてセイバーは空中で体勢を作り直し、アーチャーに向かっていった

あんな動きを人間の体がこなすことが出来るということに驚きが隠せなかった




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