過去ログ - 【Fate】私「聖杯戦争?」小津「はい、そうです」【四畳半神話大系】
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49:明石さんの地の文がまんま私だった、お恥ずかしい[saga]
2012/05/08(火) 21:50:03.86 ID:2r/cvOIf0
明石「イヤあああああああああああああああああ!!!」

私「………ここは」

私が目覚めて最初に聞いた音は明石さんの悲鳴であった
そしてたった今さっきまであった四畳半の面影は空の彼方にまで飛んでいったのか
真夜中の木屋町通であった

明石「蛾っ!?蛾っ!?い、いやあああああああああああああああ!!!」

私「……私は確か…四畳半に…」

だが私今寝そべっていた場所は使い古した布団ではなく、木屋町通のコンクリートであった
やはり、我が城四畳半が消えてしまった

私「………夢…であったのか…?」

明石「い、いやああああああああああ!」

明石さんの悲鳴が夜の京の町に響き渡るが全く気にも止めることが出来なかった
そのくらい、今の状況に私は困惑していた
やはり、今さっきの四畳半は夢であったのだろうか

出来ることなら、この状況が夢であってほしかったのだが


パタパタ…

その時

私「っ!?」

私の目の前を数匹の蛾が飛んでいた

そう、あの四畳半の光源である電灯に群がり、優雅に舞い踊っていたあの蛾たちであった

私「………」

私「!ち、違う、夢ではなかったのか…」
私はやっとこのとき、あの四畳半が夢でないことに気がついた

何故なら

私「あの時の蛾……そして私の手のひらに残る鱗粉…」

私の手にはべったりと鱗粉が残っていた
どうやら消去法で選んだあの行動が功を奏したようだ

だが、ここでまた一つの疑問が浮上してきた

私「なら…あの四畳半は一体…」

明石「イヤあああああああああああああああああ」

白んできた空の下、明石さんの悲鳴がこだましていた


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