過去ログ - ペンデックス「魔力生成のためにご協力をお願いします」上条「」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage saga]
2012/04/12(木) 00:32:59.95 ID:G5bnKV1co

「おっしゃることはよぉくわかりましたが、他に方法はないんでせうか。その、性行為以外で」

「ありません。本来ならば飲食により賄われるはずですが過度のストレスにより機構が一部破壊されています。
 上条当麻に対するもっとも効率的な提言方法を検索。
 卑怯な言い方ですがあなたが本人格を傷つけなければこのような状況には追い込まれませんでした」

「効率的な、とか、卑怯な、とか言わないでくれませんかね!?
 ようするに俺がインデックスの気持ちも考えずに浮かれてたのがいけないんでせう!?」

「物事の起因はそうなります。ご協力いただけますか」


 了承も何もない。
 いくら一級フラグ建築士とはいえどもセックスしてください、らじゃ―了解となるわけがない。

 上条当麻は童貞である。年頃の男の子である。
 確かに性的な事柄に興味まっしぐらではあるがだからといってできたばかりの恋人を裏切ることなんてできない。

 いや、それ以前にインデックスに対して欲情を抱くことに抵抗を感じている。
 天真爛漫でありながらどことなく清浄な空気を纏っているシスターを性欲の対象としてみることに恐れを抱いているのだ。


「なぁ、それってやらないとどうなるんだ?」

「十万三千冊の魔道書の管理が不可能である場合、半径二千キロメートルを破壊殲滅したのちに自爆します」

「って、おいいぃい!」


 真夜中であるにもかかわらず思わず上条は叫んだ。土御門のことなど忘れていた。
 半径二千キロ。日本列島どころか中国やロシアまで含まれてしまう。いや、余波で人類が滅びるかもしれない。
 しかも自爆となれば当然ながらインデックスは死んでしまう。
 そんなことをさせる訳にはいかない。



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