過去ログ - ペンデックス「魔力生成のためにご協力をお願いします」上条「」
1- 20
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage saga]
2012/04/12(木) 00:30:51.04 ID:G5bnKV1co


「そういうことを言っているのではありません。端的に言います。
 本人格はあなたを男性として見ているのです。女性として愛してほしいのです」

「アイ? あいって?」

「脳味噌カニみそですね。LOVEですよらぶ」


 沈黙。上条は絶句する。
 三点リーダーがごく普通の男子寮の空間を飛び回る。
 時間にしてたっぷり一分たった後、上条は完全にねじが抜け落ちた顔で口を開いた。


「え? マジ?」


 外見は完全にインデックスである、いやインデックス本人に「インデックスは上条当麻に惚れています」と言われて上条は困惑した。せざるを得ない。
 確かに随分と甘えてきているしわがままも言うし噛みついてきたりもする。
 噛みつきは嫌だが少なくとも他の誰かにしているところを見たことはないので自分が特別なのだろうという自覚はあった。

 しかしそれは兄妹愛、家族愛のようなものであって男女の仲とは想像できなかったのだ。
 本当にこの男はその部分のねじが抜け落ちている。いや、元々ねじ穴もないのかもしれない。


「マジですよマジ。大好きな男性を他の女に取られて、それを嬉しそうにその男性の口から語られています。
 本人格には耐えられないほどのストレスです。付属人格の私にまで影響が出てきています」

「いや……そうなのか。上条さんは確かに馬鹿でした。美琴のことはインデックスの前では言わないようにしよう」

「ことはその段階を通り越しています。付属人格である私を維持する魔力が生成できていません」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
70Res/75.50 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice