172: ◆jhIqWvTzLi2d[sage saga]
2012/04/22(日) 00:19:50.98 ID:awUfXdc/0
ほむら「マミッ!」
マミ「あーあ、失敗しちゃった。魔力を集中すれば突貫できると思ったんだけど」
マミ「でもこれくらいの怪我、魔法で痛みを消してしまえば」
173: ◆jhIqWvTzLi2d[sage saga]
2012/04/22(日) 00:21:42.78 ID:awUfXdc/0
マミ「魔法少女は希望を振り撒き、魔女は絶望を撒き散らす」
マミ「だったら、私たちがワルプルギスを超えるだけの希望を振り撒かないと」
マミ「一人だったらとっくに諦めていたでしょうね。だけど私にはあなたたちがいる」
174: ◆jhIqWvTzLi2d[sage saga]
2012/04/22(日) 00:23:30.91 ID:awUfXdc/0
杏子「さやか……初めて会った日、お前はあたしに好き勝手なこと言いやがったよな」
杏子「その言葉の一つ一つが胸にグサグサ刺さってよ、すげぇ痛かったんだぞ」
杏子「超が付くほどムカついて、終いには殺してやりてぇって思った」
175: ◆jhIqWvTzLi2d[sage saga]
2012/04/22(日) 00:27:10.82 ID:awUfXdc/0
ほむら「マミも、さやかも、杏子も、あの魔女に」
176: ◆jhIqWvTzLi2d[sage saga]
2012/04/22(日) 00:33:21.01 ID:awUfXdc/0
ほむら「結局は一人で戦うことになるのね」
ほむら「私のソウルジェムは、まだ穢れ切っちゃいない。グリーフシードも残ってる」
ほむら「あがくしかない。最後まで」
177: ◆jhIqWvTzLi2d[sage saga]
2012/04/22(日) 00:36:57.64 ID:awUfXdc/0
ほむら「まどか!? どうしてここに……」
QB「僕がつれてきたんだ。ひょっとしたらまどかなら、この状況を何とかできるかもしれないからね」
まどか「キュゥべえ、決めたよ。私あなたと契約――」
178: ◆jhIqWvTzLi2d[sage saga]
2012/04/22(日) 00:39:38.05 ID:awUfXdc/0
ほむら「そんなことはない」
ほむら「待っててまどか。私が絶対、みんなの仇を取ってみせるから……!」
179: ◆jhIqWvTzLi2d[sage saga]
2012/04/22(日) 00:45:09.10 ID:awUfXdc/0
QB「まどか。君がどうしてもというのなら、特別に道を開いてあげよう」
QB「一人でも戦い続けるほむらの姿を見て、君が決断するんだ」
QB「僕と契約するかどうかを。何を願って魔法少女になるのかを」
180: ◆jhIqWvTzLi2d[sage saga]
2012/04/22(日) 00:51:42.90 ID:awUfXdc/0
ほむら「まどかにはあんなこと言ったけど、どう頑張ったって勝てっこないわ」
ほむら「やむを得ない……時間を巻き戻す」
ほむら「今回の経験があるから、きっと次もまた、みんなと仲良くなれるはず」
181: ◆jhIqWvTzLi2d[sage saga]
2012/04/22(日) 00:53:38.64 ID:awUfXdc/0
ほむら「どうして巻き戻らないの」
ほむら「いつもならちゃんと発動できるのに、なんでこんな時に!!」
QB「やっぱりね。予想した通りだよ」
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