179: ◆jhIqWvTzLi2d[sage saga]
2012/04/22(日) 00:45:09.10 ID:awUfXdc/0
QB「まどか。君がどうしてもというのなら、特別に道を開いてあげよう」
QB「一人でも戦い続けるほむらの姿を見て、君が決断するんだ」
QB「僕と契約するかどうかを。何を願って魔法少女になるのかを」
180: ◆jhIqWvTzLi2d[sage saga]
2012/04/22(日) 00:51:42.90 ID:awUfXdc/0
ほむら「まどかにはあんなこと言ったけど、どう頑張ったって勝てっこないわ」
ほむら「やむを得ない……時間を巻き戻す」
ほむら「今回の経験があるから、きっと次もまた、みんなと仲良くなれるはず」
181: ◆jhIqWvTzLi2d[sage saga]
2012/04/22(日) 00:53:38.64 ID:awUfXdc/0
ほむら「どうして巻き戻らないの」
ほむら「いつもならちゃんと発動できるのに、なんでこんな時に!!」
QB「やっぱりね。予想した通りだよ」
182: ◆jhIqWvTzLi2d[sage saga]
2012/04/22(日) 00:57:21.35 ID:awUfXdc/0
QB「宇宙にだって寿命はあるんだ」
QB「長く生きていれば魔法少女も老いていき、やがて寿命を迎えてしまうのは当然だろう?」
QB「生きた時間が長ければ長いほど人間の精神は成長していく」
183: ◆jhIqWvTzLi2d[sage saga]
2012/04/22(日) 00:59:38.10 ID:awUfXdc/0
QB「僕たちはこの現象を衰えだと認識しているよ」
QB「こうなってしまうとエントロピーを凌駕することは難しいからね。劣化としか言いようがない」
ほむら「……」
184: ◆jhIqWvTzLi2d[sage saga]
2012/04/22(日) 01:02:19.80 ID:awUfXdc/0
まどか「ひどい……」
ほむら「まど、か……聞いてたの?」
QB「仕方ないよ。彼女一人では荷が重過ぎた」
185: ◆jhIqWvTzLi2d[sage saga]
2012/04/22(日) 01:05:21.56 ID:awUfXdc/0
QB「でも、君なら運命を変えられる」
QB「避けようのない滅びも、嘆きも、全て君が覆せばいい」
QB「そのための力が、君には備わっているんだから」
186: ◆jhIqWvTzLi2d[sage saga]
2012/04/22(日) 01:10:52.44 ID:awUfXdc/0
――――――
――――
――
ほむら「ぐっ、ううぅ……」
187: ◆jhIqWvTzLi2d[sage saga]
2012/04/22(日) 01:14:29.50 ID:awUfXdc/0
ほむら(随分長い間眠っていたような気がする)
ほむら(私は何をしていたんだっけ)
ほむら(そうだ……ぼんやりと思い出してきた)
188: ◆jhIqWvTzLi2d[sage saga]
2012/04/22(日) 01:17:52.06 ID:awUfXdc/0
QB「君を若返らせたついでに、まどかはワルプルギスと戦ったよ」
QB「本当にものすごかったね、変身したまどかは」
QB「彼女なら最強の魔法少女になると予測していたけれど」
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