過去ログ - カルタ「ちよちゃんは蜻さまのことが好きなんだね」
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2: ◆cSsNy1w6Kk[sage saga]
2012/04/13(金) 20:42:12.85 ID:FbZ1SBdA0
僕に許婚がいると知ったのは、小学校中学年の頃だった。
あの頃にはもう、学校では孤立していて悪態をついていた。
学校の中でも家の中でもなじめずにいた頃だ。
そんなある日、突然に僕に知らせられた許婚の話。
最初はうんざりした。
以下略



3: ◆cSsNy1w6Kk[sage saga]
2012/04/13(金) 20:46:03.07 ID:FbZ1SBdA0
凜々蝶「こ、これでいいかな」

僕は淡い水色の便箋に綴った文を読み直していた。
書き間違えや、間違った漢字がないかなと、入念に読み直す。

以下略



4: ◆cSsNy1w6Kk[sage saga]
2012/04/13(金) 20:53:35.98 ID:FbZ1SBdA0
数日後――

御狐神「蜻蛉様。お手紙が届いています」サッ

蜻蛉「ほう。許嫁殿からか」
以下略



5: ◆cSsNy1w6Kk[saga]
2012/04/13(金) 21:32:48.05 ID:FbZ1SBdA0
一通り読み終わり、返事はどうするか考えた。
私の字は汚い。
未だに子供みたいな字はよくからかわれ、あまり人に見せたくはない。
けれどきっと返事を出さないと許嫁殿は悲しむだろう。
手紙から感じた許嫁殿の印象は、丁寧で繊細な印象だったから。
以下略



6: ◆cSsNy1w6Kk[sage]
2012/04/13(金) 21:39:45.08 ID:FbZ1SBdA0
続きはまた後で書きます


7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/13(金) 23:28:05.45 ID:64tmiJ6DO
いぬぼくですと…
期待!


8: ◆cSsNy1w6Kk[saga]
2012/04/14(土) 23:59:09.44 ID:rFjG3xNz0
数日後――

僕が学校から帰ると、いつも出迎える使用人が何かを持って待っていた。

「お帰りなさいませ、凜々蝶様。お手紙が届いております」
以下略



9: ◆cSsNy1w6Kk[saga]
2012/04/15(日) 00:16:35.82 ID:ZNbIsn6k0
部屋に戻ると僕は、机の引き出しからペーパーナイフをとりだす。
封筒を下手に破かないように、慎重に封を切る。
どんな内容が書かれているのか、胸が高鳴りどきどきしていた。

凜々蝶「できた!」
以下略



10: ◆cSsNy1w6Kk[sage]
2012/04/15(日) 00:20:13.17 ID:ZNbIsn6k0
少しだけですが、眠いのでここまで。
スレを立てた日は蜻蛉の誕生日なんですね。知りませんでした。


11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]
2012/04/15(日) 00:49:15.87 ID:PnYnYAIAO
乙だぞ我が肉便器よ!
俺得にも程がある


12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/15(日) 09:07:31.46 ID:XKhESqxNo
原作で自分で文通してたけど私得なので期待


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