過去ログ - カルタ「ちよちゃんは蜻さまのことが好きなんだね」
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◆cSsNy1w6Kk
[saga]
2012/05/10(木) 19:26:47.30 ID:2XoUN2+00
―二日目―
今日は睡眠もきちんととり、決めた時間に起きることができた。
朝食も蜻蛉と一緒にとった。
蜻蛉はいつも少ししか寝ないと言っていたけど、どうしてあんなにテンションが高いのだろう……。
蜻蛉「ふはははは! なんだ、許嫁殿。私の顔になんかついているか?」
凜々蝶「……いや、なんでもない」
この男のテンションが低かったら、病気にでもかかったときだろうな、と少し思った。
……病気でもテンション高そうだが。
朝食をとった後、何をしようか考えていると、蜻蛉が話しかけてきた。
蜻蛉「今日は我が青鬼院家を案内しようではないか!」
凜々蝶「ふん、必要ないと思うが」
蜻蛉「まだ五日も滞在するのだぞ? 知っていたほうが得ではないか」
凜々蝶「得……かどうかは分からんが。案内してくれるというなら、ついてってもいいぞ」
蜻蛉「相変わらず許嫁殿は素直じゃないな! Sと見せかけてのM、悦いぞ悦いぞ!」
凜々蝶「だから違うといっているだろう!」
相変わらず自分の世界で例えるのが好きなやつだ……、少し疲れる。
蜻蛉の案内で僕は、青鬼院家を周っていた。
青鬼院家は広く、いろんな部屋があった。
ある一室にはビリヤードが置いてあり、初めて遊んでみた。
蜻蛉「キュースティックでボールを打つ、S! このキューボールはドM!」
凜々蝶「やめんか」
あまり上手くいかなかったが、蜻蛉も同じく上手くいってなかった。
というか下手だった。
そもそも、真面目にしていなかった。
君が最初にやろうといいだしたことだろう……、まったく。
ほかにも、ホッケーやらボーリングなども遊んだ。
青鬼院家にはいろんな遊具が置いてあって、住む人は飽きないのだろう。
白鬼院家は、部屋はたくさんあるが、遊具などは一つも置いていないので新鮮に映った。
明日は外を散歩しようと約束した。
蜻蛉はどうして僕に、そこまで優しくしてくれるのだろう。
僕は悪態しかつけなかったのに……。
でも、とても楽しかった……。
明後日の、夏祭りも楽しみだ。
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