622:1 ◆/Np/r2DpDs[saga]
2012/05/03(木) 22:38:44.98 ID:Oc/bsK9M0
「そうだ。お前はこれからも、自分に出来る事をやればいい。だから今年はトップアイドルを目指してくれ。ひとりで
武道館を真っ白に染め上げたお前がトップアイドルになれないわけがない」
白いアイドルの強烈な力を使わなくとも、雪歩はトップアイドルに十分になれる才能を持っている。お前はウチの事務所
の一番の秘蔵っ子だからな。いつかまた、あの自信満々な雪歩を見たいものだ。
「そ……そそそそんなの無理ですよぅ……。私なんかがトップアイドルになんて……」
わたわたと手を振る雪歩。まあゆっくりやっていけばいいか。左手に荷物、右手に雪歩の手を取って、俺達は律子達の
元へ歩き出した。雪歩の手は手袋越しでもよく分かる、白魚のような細く長い指をした華奢で温かい手だった。
end
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