過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その3
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◆KzQg0Q/KK6
[sagesaga]
2012/08/20(月) 03:22:42.74 ID:NKCEPOY40
魔女「私は、今の信じませんわよ……」
魔女「だって、そんな……」
女魔王「貴様は何ショック受けておるのよ? 意味不明だわ」
僧侶「勇者様っ」
戦士「それよりこの子、何さまって言ってた? 聞き取りづらかったんだけど」
僧侶「私もです。エルフさんは?」
エルフ「」フルフル
僧侶「……謎ですね」
蟹男『主よ、先程攻めてきた騎士どもがこう話していたな。支配から逃れる、と』
蟹男『あの者どもはその何かの支配から逃れる為に、支配者の影である世界樹を狙ったのでは?』
エルフ「支配から、逃れる」ちら
エルフは呟くと重騎士たちを見つめた。
重騎士「……そうだ。世界樹を断つことができれば、あの女は死ぬ」
女魔王「女だと?」
重騎士「そう、勇者に魔王、そして我が友を騙し弄んだ悪女」
重騎士「神様だ」
「はぁ?」
重騎士「神様だ」
戦士「二回も言わんでいいって」
女魔王「神とは、僧侶よ。貴様が信仰しておる神のことか」
僧侶「わ、わかりません…そもそも私たちの世界の宗教は一神教な筈」
僧侶「神様と言われれば、我が主しか……」
魔女「じゃあ何よ、この木は! 世界樹は神様だっていうの!?」
魔女「私は神様の手の中で転がされていた愚かな魔法使いだっていうの!」
重騎士「転がされているのは皆だ。ワシらも同じなのだ」
重騎士「疑問に思わんか? 我々は通常生まれて死にゆく生物」
重騎士「どの様な死に方であろうと、それは運命だ。だが、現状は」
僧侶「魔法一つで傷も癒せて、蘇生もできます…」
戦士「でも、今はそれが普通だぜ。むしろ戦って死ぬ事も少なくなった」
重騎士「ああ、魔物と戦おうが被害が少なくなった」
僧侶「それの何が悪いというのでしょうか…?」
重騎士「……気づかんか、若いな」
重騎士「そもそも我々人間と魔物が争うようになったのは何故だと思う?」
戦士「……お、おいおい」
女魔王「その神とやらが引き起こしたとでも申すつもりはないわよねェ?」
重騎士「そうだ」
「えー……」
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