過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その3
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◆KzQg0Q/KK6
[sagesaga]
2012/08/30(木) 06:23:06.84 ID:l41WJq5c0
魔王「フン、確かパーティを私用で勝手に抜けたシスコンうんこではないか。久方ぶりで」
盗賊「うぅ……」
女勇者「勇者さん! ていうか、勝手に抜けたって」
魔王「それで今さら余の前に現れて何のつもりなのだ? あ?」
エルフ「この人を責めないであげて。この人はみんなを心配して」
盗賊「いや、責められて当然だぜ」
盗賊「……無事そうなら良かったよ。俺の出る幕はなさそうだ」
女勇者「師匠! この土壇場で何処行く気なの!」
魔王「おう、余は去る者は追わん。そして余は余以上に勝手な糞が嫌いじゃ」
魔王「つまり! 貴様の事などもう知ったこと無し!」
女勇者「勇者さんやめたげてよー! 師匠はみんなのこと嫌いになったんじゃないんだよっ」
女勇者「みんなだって師匠が好きだよ! だから、そんなに落ち込まないで!」
魔王「貴様は余計な発言か邪魔な行動しか取らんなァ! 余がリーダーである。従えッ」
女勇者「お断りです!」
ギャーギャーワーワー
湯女「……あらら、私は蚊帳の外?」キョトン
エルフ「あなたには私からお話がある」
エルフ「あの時私をこの世界へ置いて行ったのはあなた。そして、世界樹を守るように言ったのも」
湯女「ええ、私ですよぉ」
湯女「あんなに小さかった子が、もうこんなに大きく…とても可愛らしくなったのね」
エルフ「そんな事は今は関係ない」
エルフ「どうしてあなたは私に世界樹を守らせるの。他のエルフたちは何故滅んでしまったの」
湯女「知りたがり子。こうも質問責めだと神様な私も困ってしまうわ」
エルフ「困っているのはこっち。あなた……世界樹に私の大切な人が殺されました」
エルフ「早く魔法を使わせてください」
湯女「あら、復活魔法を使って蘇らせる気なのね♪」
湯女「ダメぇ。2人はあなたの役目に悪影響を及ぼす存在だと私は思います」
湯女「そして、向こうで楽しそうに喋っているあの人たちも」
魔王・女勇者・盗賊「〜〜〜」ワーワー
エルフ「これ以上は、やめてっ」
湯女「どうして? 彼らは私が創造してゆく世界にとっても必要がなくなったの」
湯女「……私には未来が見えるわ。彼らはきっと、世界樹を、この神様をいずれ滅ぼすと」
エルフ「あなたがみんなに何もしなければ、私が説得する。だからっ」
湯女「ダーメ♪」
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