19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(沖縄県)[sage saga]
2012/04/15(日) 10:13:17.20 ID:45Owf8ybo
私たちはこの旅が楽しみで仕方がなかった。
久しぶりに会う友人たち。
顔を合わせることがなによりも嬉しくて楽しみ。
それは姫ちゃんも同じみたい。
風子「もうなくなちゃった」
姫子「一缶だけだって、自分で言ったでしょ」
風子「……うん」
姫子「朝起きられなくなるよ?」
風子「それは困るね」
姫子「確かに、物足りないけどね」
我慢しておこう。
姫ちゃんと二人でこんな時間を過ごすことはこれからないかもしれない。
だから、今の時間を深く味わいたかった。
それなら、尚更控えるべきだよね。
明日の予定を確認して、今日の予定は終わってしまった。
風子「ふぁあ……、眠い……」
姫子「時間的には少し早い気がするけど、……寝ようか」
風子「……うん」
姫子「それじゃ、おやすみ」
風子「おやすみ」
姫子「……」
挨拶を交わして姫ちゃんはベッドに上がって行った。
布団に入って仰向けの体勢になる。
記録も書いたし……、後は寝るだけ。
少しだけ、眠るのがもったいなく感じる。
風子「……」
上の段にいるのが姫ちゃん。
また一人の世界に閉じこもっているのかな。
666Res/862.66 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。