614:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(沖縄県)
2012/09/30(日) 13:48:28.18 ID:WmJAPMKKo
梓ちゃんの表情が華やいだ風に吹かれたようになったのは、とても親しんでいる人だから。
髪の長さが短くなっていた。
「だ〜れだ♪」
律「うぉっ!?」
「うふふ」
風子「む――」
梓「むぎ先輩!」
紬「あずさちゃん、シー……」
律「いや、もういいから、離してくれむぎ」
梓「髪を切ったんですね!」
紬「うん、そうなんだけど……目隠ししたのに名前を言ったらバレちゃうわ」
梓「あ、えっと、すいません」
イタズラが失敗に終わって、口を尖がらせてがっかりしている彼女に子どものような雰囲気を感じる。
彼女の名前は、琴吹紬。
愛称はむぎと呼ばれ、周りを不思議な空気に変える人。
軽音部でキーボードを担当していた。
高校時代、繋がりが浅かった一つ下の梓ちゃんと今でも付き合っていられるのは、むぎさんのおかげ。
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