過去ログ - 姫子「グッド・ラック」
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633:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(沖縄県)[sage saga]
2012/09/30(日) 14:04:44.87 ID:WmJAPMKKo

律「正装してたんだろ? 靴紐なわけないじゃん」

梓「そこは風子さんの罠です」

澪「それって……有効なのか……?」

風子「多分」

梓「いい加減ですね……」

律「……で、そのブーケと北へ。向かった姫子となんの関係があるんだよ」

風子「新婦のブーケを渡すと言うことは次の幸せ、次の結婚を示すということ」

紬「そ、それって、もしかして」


目を輝かせながら私に詰め寄るむぎさん。


風子「うん。姫ちゃんは将来の結婚相手――」

紬「……あ」

「おい」

風子「ひっ!?」


後ろから、右肩を鷲づかみにされて心臓が跳ね上がった。


「それ以上、言うな」

風子「は、はいっ」


肩に痛みを感じつつ、振り向いた先には――


風子「姫……ちゃん……!?」

姫子「絶対に、言わないでよ。風子、歪曲させるでしょ」

風子「……どうして」

姫子「船を調べてみたら、あの航路は明後日の出港で廃線だって。
   ……いい機会だから、それに乗っていくよ」

風子「……」

姫子「相棒と一緒に、あの続きを……ね」

風子「……そっか」


あの時と同じ航路。
それが一番いいね。


姫子「直接、面接の辞退を伝えに行きたかったのもあってさ」

風子「……うん」

澪「そういうことか……」

姫子「……まぁ、ね」

澪「そっか! よかった! な、律!」

律「いでっ! 何のことか分からねえよ! 痛いから叩くな!」


これで、3年2組の生徒、全員がそろった。



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