657:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(沖縄県)[sage saga]
2012/09/30(日) 14:25:57.65 ID:WmJAPMKKo
――。
律「じゃあ、サービスってことで。みんな後ろ見てくれ」
紬「?」
梓「あ……!」
姫子「……これは……?」
私たちから伸びた儚い糸は元クラスメイトへとそれぞれ伸びていた。
私は、英子ちゃん、なっちゃん。
姫ちゃんはいちごちゃん、春子さん。信代さん。
風子「これも縁なの?」
律「あぁ、クラスを紡ぐ、縁だ」
紬「わぁ……!」
澪「すご……あ」
律「終わったか」
――。
律「と、まあ、そういう訳で、コインを媒介にした縁の手品でしたぁ」
唯「凄いよりっちゃん!」
律「私の力じゃないけどな。赤い糸って本当にあるみたいだぜ」
瀬織「良いものを視せてもらったわね」
さわ子「視えたの?」
瀬織「えぇ、無数に広がる糸が細かく繊細な様だったのよ」
風子「無数に……?」
そんなに視えなかったけど……。
律「人によっては視える限度というものがあるからな」
風子「りっちゃんは?」
律「瀬織と同じ。無数に伸びた糸が視えた」
紬「私も……。厚さの違いに意味はあるの?」
――。
律「あんまり関係無い……らしい。糸……があるだけで充分な繋がりだってさ」
姫子「……難しい話だね」
風子「……うん」
唯「わたしはそんなにハッキリとは視えなかったよ」
和「私も。それほど霊感が強いわけじゃないのね」
律「霊感とは違うけど……まぁ、いいか」
梓「あれ、ということは……?」
紬「星奈さん……逢いたいわね」
律「変わってなさそうだけどな」
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