過去ログ - 介旅「救ってやるよ。お前も、お前の世界も」一方通行「……フザけンな」
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34:翼厨 ◆Stw.e6Ocjg[saga]
2012/05/05(土) 08:13:27.76 ID:bMqfTQZRo


恐らく本人は気付いていないだろうが、介旅の声は相当震えていた。

そこに込められた感情を知ってか知らずか、工山は小さく溜め息を吐き、


『相変わらず、謎の人脈を持ってるんだなお前……。

まぁいいか、本題に入ろう。「超電磁砲」……あの娘は今、とある施設を襲撃しに行ってる』

「施設……?」


介旅の脳裏に真っ先に思い浮かんだのは、新たに引き継がれたという『実験』の関連施設。

昨日のようなことがあるかも知れないのだから、確かにそれは止めなければならない。
だが、何故工山がそんなことを知っているのだろうか?


「工山、お前どうやって……」

『あー……お前の想像してる「施設」とは違うと思うぞ?
あんな有象無象じゃない、ただ一つのオンリーワンだ』

「僕の想像する『施設』、だって……?
お前やっぱり、『実験』のことを知って……!?」

『「実験」だのなんだの、細かい話をしてる場合か?』


疑問の声を、工山は遮る。

だがその返答は、彼がその問の意味を理解しているという証拠に他ならなかった。

しかし、工山がその問に答えることはない。

そんなことは後回しだと言わんばかりに。
その先を伝えることが最優先だと、暗に示して。





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