過去ログ - 介旅「救ってやるよ。お前も、お前の世界も」一方通行「……フザけンな」
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401: ◆Stw.e6Ocjg[saga]
2013/03/24(日) 16:42:14.66 ID:uwgSZMjUo


善意。

言ってしまえば簡単なものだ。
木原だって、少しぐらいの善意の持ち合わせはある。

だが、これだけ大きな善意が現実問題、自分のような人間に向けられるなど有り得るのか――?



「本当は電波を遮断された場所で木原さんにも相談しときたかったんですけどね。
俺らと『彼』がそうしたのと同じように。
ただ、どうしても都合が合わなくて」


「、『彼』、だと……?」


混乱しながらも、木原は会話を続ける。

そうでもしなければ、目の前の彼らを直視することすら出来なくなってしまうかもしれない。


「えぇ。アンタが一番信頼してる部下。
マイクさんにはこの計画を既に伝えてあります。
今頃は、あのエセ外人のトコに向かってるはずですよ」

「……アイツの動きが『滞空回線』で察知される恐れは?」

「大丈夫、『滞空回線』の通信方式はちゃんと計算済みですよ。
吹き飛んだのはこの付近十数メートルですけど、
そこで発生したエラーは連鎖して半径一キロ――ヤツらの研究所すらも包みます。
マイクさんにはそのエラーの発生する範囲を動くよう伝えておきました」

「……用意周到ってレベルを越えてんな」



マイクは既に銃器の用意もしている。


もうこれで、彼らの行く手を阻むものは何もない。

必要事項を確認し終えると、木原は破魔矢に背を向けてからぽつりと呟く。





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