過去ログ - 裡沙「もう、隠しヒロインだなんて言わせないもん!」
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21:VIPにかわりまして橘純一がお送りします
2012/04/16(月) 05:18:43.54 ID:SoTCbUQ50
純一「あ、あれ? ちょっと、気障っぽかったかな?」

裡沙「ううん。……ありがとう」

純一「どういたしまして。ジャンパーはそのまま持って帰っていいよ」

裡沙「え? でも、明日の朝とか……」

純一「家にコートがあるから大丈夫。……あ、もしかして、男のジャンパーを着るなんて、嫌かな?」

裡沙「う、ううん! 全然嫌じゃない!」

純一「そ、そう……」

純一(な、なんだか必死だ。よほど寒かったのかな?)

純一「あっ! そうだ。遅れたけど……ありがとね、お弁当」

裡沙「あ、あれは、その……こちらこそ。あんなにおいしそうに食べてもらって、うれしいです」

純一「あはは、そう言ってくれるとありがたいよ。……そのお礼、でなんだけどさ。肉まんでもおごらせて」

裡沙「い、いいんですか? そこまでしてもらわなくても……」

純一「いいのいいの。好きにやることなんだから。むしろ、これでも足りないぐらいだよ」

裡沙「えへへ、じゃあ、遠慮なく。……そんなにおいしかったのでしたら、また、お弁当を持ってきていいですか?」

純一「え? つまり……また一緒に食べるってこと?」

裡沙「はい。……その、一緒に食べると、楽しいので」

純一「でも、大変なんじゃ……」

裡沙「いいえ! むしろ、食べてくれる人がいるだけで、こっちがうれしいんですよ。だから、その……お願いします」

純一「い、いや! むしろ頼むのはこっちのほうだよ! ……僕でいいのなら、よろしくお願いします」

裡沙「えへへ、やった! よーし、明日も気合入れて作っちゃうぞ!」

純一「き、気合を入れるのはありがたいんだけど、普通の量でお願いね?」

裡沙「はいっ!」

純一(その後、コンビ二で肉まんをおごった後、それぞれ自分の帰路についた。……とはいっても、上崎さんは僕の家のそばまでついていってくれたが)

純一(それにしても……上崎さん、優しいし、料理もうまいし、気も利くし……絶対もてると思うんだけど、彼氏とかいないのかな?)

純一(一緒にお弁当食べて、一緒に帰って、まるで恋人みたい……って、僕が言っちゃ失礼かな)




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