過去ログ - 裡沙「もう、隠しヒロインだなんて言わせないもん!」
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45:VIPにかわりまして橘純一がお送りします
2012/04/16(月) 06:38:00.90 ID:SoTCbUQ50
【公園】

純一(待ち合わせ時刻の三十分前……うん、やっぱり男として、女の子を待たせることなんてあってはならないからね)

純一「って、もう裡沙、来てたのか……あれ? もしかして、あのベンチで……寝てる?」

純一(確かに、ここ最近あったかい日が続いてるから、つい眠くなるのも分かるけど……大丈夫かな? 風邪をひいたら大変だ。早く起こしてあげよう)

純一「裡沙、裡沙」

ゆっさゆさ

裡沙「んあ……へっ!? じゅ、純一さん!? あれ!? 今何時ですか!?」

純一「あ、大丈夫だよ。待ち合わせの三十分前だから。それよりも、さっきまで寝てたよ? もしかして、ねむかったり?」

裡沙「い、いえ! 陽気がなんだか、眠気を誘う感じだったので、つい」

純一「……体、冷えてるよ? 顔色も悪いし……もしかして、結構前から待ってたとか?」

裡沙「い、いえ!? 一時間ぐらいしか待ってませんから、大丈夫です!」

純一(……大体裡沙については分かってきた。おそらく何時間も前から待ってた様子だ。それも、多分ここ最近寝不足気味だな。だったら、こんな寒い中で寝ないし)

純一「……だったらいいけど」

純一(でも、かたくなに否定するだろうから、ここは敢えて言わないでおこう)

裡沙「で、では、遊園地に行ってみましょうか」

純一「うん……その前に、はい」

裡沙「これは?」

純一「カイロ。待つ間、随分と寒かったでしょ? これで体を温めて、ね?」

裡沙「あ、ありがとう、ございます……///」



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