過去ログ - 男「お前は?」ドラゴン「ドラゴンよ」
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902: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2012/07/14(土) 21:25:16.67 ID:UYy+S/2V0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


白銀の鱗に包まれた彼女はそこに居た。

以下略



903: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2012/07/14(土) 21:26:34.97 ID:UYy+S/2V0
「俺はお前を止めた方がいいのかな」


彼女がもう一度吠える。
今までよりも強く、そして痛々しく。
以下略



904: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2012/07/14(土) 21:27:42.90 ID:UYy+S/2V0
声を上擦らせながらも話そうとする。


「俺は――――」

以下略



905: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2012/07/14(土) 21:29:13.98 ID:UYy+S/2V0
回答が無いからじゃない。
回答が一つだけあったから。
あってしまったから。


以下略



906: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2012/07/14(土) 21:31:56.19 ID:UYy+S/2V0
「……ああ、やってやるよ」


これは救うとか助け出すとかと言った様なものじゃない。
ただの俺のエゴだ。
以下略



907: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2012/07/14(土) 21:34:52.75 ID:UYy+S/2V0
「行くぞ!!」


姿勢を限界まで低くして駆ける。
約三メートルほどの間合いを一瞬で詰めると、彼女の頭目掛けて一太刀振るう。
以下略



908: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2012/07/14(土) 21:37:03.80 ID:UYy+S/2V0
一瞬。

間合いを詰め、大きく跳び上がる。

体を大きく捻り、その一撃にさらなる威力を加える。
以下略



909: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2012/07/14(土) 21:38:31.14 ID:UYy+S/2V0
まるで蹴鞠の様に地面を跳ねながら、壁にぶつかる。
背中を焼ける様な痛みがはしり、全身もヒリヒリとした痛みが襲ってきた。
そのまま地面に前のめりに倒れ込む。

多分尻尾で吹き飛ばされたのだろう。
以下略



910: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2012/07/14(土) 21:39:17.94 ID:UYy+S/2V0
一つは彼女の心臓の部分であろう場所の赤い光。
そしてもう一つは彼女の体の中心部分の青い光。


「な……」
以下略



911: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2012/07/14(土) 21:40:29.25 ID:UYy+S/2V0
そう自分自身に言い聞かせる。

止まってはダメだ。
感情を持ってはダメだ。
何も感じるな。
以下略



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