過去ログ - 男「お前は?」ドラゴン「ドラゴンよ」
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913: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2012/07/14(土) 21:43:48.39 ID:UYy+S/2V0
咆哮と共に、彼女の目が狂った竜の目に戻る。

だがそれだけで十分だ。
何が十分なのかは分からないが、何かが満ち足りた様な気がした。

以下略



914: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2012/07/14(土) 21:47:13.48 ID:UYy+S/2V0
大きく跳び、彼女の頭を大きく斬り裂く。
額に鱗を貫き、柔らかい肉を抉る。


「あ……」
以下略



915: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2012/07/14(土) 21:48:17.09 ID:UYy+S/2V0
ははっ。
なんでこうなるんだ。
せっかく人が人生最大の決意をしたってのに、結局こうなっちまう。
でも、俺が望む最高の結末かもしれねぇ。
いや、もし本当なら間違い無く最高の結末だ
以下略



916: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2012/07/14(土) 21:51:40.10 ID:UYy+S/2V0
竜殺しの力は竜の体から生み出されたあらゆるものに効果を示す。
それが例え固体ではなくでも。

刀が炎を真っ二つに斬り裂き、一本の道が生まれる。

以下略



917: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2012/07/14(土) 21:53:11.97 ID:UYy+S/2V0
何故かドラゴンの笑顔を思い出す。
純粋で無垢な、嬉しそうな笑顔を。

……そうだ。
まだ負けられねぇわ。
以下略



918: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2012/07/14(土) 21:54:03.43 ID:UYy+S/2V0
もしそのうちの片方を潰したらどうなるだろうか。
元々彼女は竜ではなく、人間だ。
つまりまだ竜と人のハーフではなく、竜と人間のハーフになろうとしている最中の段階だ。
だからこそ動きもぎこちないし、空を飛んで逃げようともしなかった。

以下略



919: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2012/07/14(土) 21:55:11.16 ID:UYy+S/2V0
だがそんな事はどうでもいい。

俺の目は爆炎の中の一つの影だけを見ていた。


以下略



920: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2012/07/14(土) 21:57:25.25 ID:UYy+S/2V0
男「ゴメン」

ドラゴン「……」


以下略



921: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2012/07/14(土) 21:59:09.63 ID:UYy+S/2V0
今日はここまでです。

あとはエピローグ的なものをやって、おまけを一つやったら丁度いいくらいだと思います。


922:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/07/14(土) 22:01:13.33 ID:gnmnADeFo
乙!
え? 終わるの?

え?


923:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage]
2012/07/14(土) 22:02:30.78 ID:N3W834PYo
乙乙乙!!


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