210:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/05/02(水) 18:41:06.81 ID:CxSeP0vT0
母(もう学校やママさんから注意を受けることはなくなったし……)
母(まどかちゃんもさやかのことを慕ってくれているみたいだし)
母(迷惑になってないわよね?多分……)
211:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/05/02(水) 18:43:20.17 ID:CxSeP0vT0
母「正義の味方になるにはね、変身して大きくなれなくても、バイクに乗れなくても」
母「――魔法が使えなくても大丈夫」
母「誰にでもなれるのよ、正義の味方には」
212:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/05/02(水) 18:46:28.67 ID:CxSeP0vT0
母「……どうかしたの?」
「いえ……ちょっと」ポロポロ
(そうだ。私は最初から決めていたんだ……深く悩む必要なかった。
213:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/05/02(水) 18:47:22.42 ID:CxSeP0vT0
母「ホントに似てるわね……目が見えなくなったのが最近だから勘違いしちゃうのかしら」
「そんなにさやかちゃんに似てる?」ゴシゴシ
母「ええ」
214:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/05/02(水) 18:53:09.78 ID:CxSeP0vT0
「あの。“正義の味方”ってどうすればなれますか?」
パァァアァアア
母「そうね……頑張ることじゃないかしら?一生懸命」
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2012/05/02(水) 18:55:23.58 ID:CxSeP0vT0
「――はい。コーヒー飲むか?」
母「んっ……」
父「やっと起きたか?」ホレッ
216:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/05/02(水) 18:56:22.59 ID:CxSeP0vT0
二週間後。見滝原市総合病院。
さやか「久しぶり」
男A「ひっ!」カチカチカチ
217:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/05/02(水) 18:57:42.21 ID:CxSeP0vT0
さやか「別に命を頂戴しに来たわけじゃないよ」パアアアアァアア
男A「へ?」
さやか「もう一人の奴は大丈夫そうだからあんたに言うけど……」
218:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/05/02(水) 18:59:24.10 ID:CxSeP0vT0
< お〜い!見舞いに来てやったぞぉ〜 ヘラヘラ
ガラッ
< あれ、何部屋の隅で丸くなってんだよ。
219:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/05/02(水) 19:00:35.09 ID:CxSeP0vT0
そして――
【紐の魔女】結界内。
マミ「佐倉さん気をつけて!」
220:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/05/02(水) 19:01:23.15 ID:CxSeP0vT0
まどか「杏子ちゃん。槍の柄や穂先欠けてない!?」
杏子「ああ……罠か」
ほむら「そうみたいね。魔女の周りに見えない糸が張り巡らされている」ジッ
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