過去ログ - 男「惑星クレイでカードファイト」【ヴァンガード】
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53: ◆0P69WzWl.g[saga]
2012/04/28(土) 01:17:39.74 ID:IjqPhWsxo
>>50
ただ同サイクルのツクヨミと比べればSCのタイミングだったりレアリティだったり不遇の匂いがほんのり漂うのが悲しいですね
ガラハッドさん……(´;ω;`)

>>52
超電磁生命体が恨めしそうにそちらを見ている

では、本編投下開始します。



 朝目が覚めて、微睡の表層を漂う。

男(結局女騎士の隣じゃなかった……一人部屋だからそれは良かったけど……)

 昨日は夜遅くまでケイに晩酌に誘われて大変だった。
 未成年である男は酒を飲むことが出来ないというのに、「こっちじゃガキでも飲んでるぜ」と聞いてくれないのだ。

男(結局、飲まずに騎士の飲み会に連れて行かれたしなぁ……二日酔いしない程度に抑えてるったって、酒飲みの空気は辛い……)

 そして布団を頭まで被りなおそうとして――ふと、腹の辺りに何かが載っている事に気付く。
 首を持ち上げてみてみれば、それは銀色の前足だった。前足、と形容するからには四脚の獣のそれである。

男「……おはよう?」

 声をかけてみると、前足の持ち主はそそくさと彼の身体から離れた。
 起き上がり見れば、持ち主は行儀よくベッドの脇に座っていた。

ばーくがる「……」

男「おぉう……そっちから会いに来てくれるとは」

 短剣を咥えたそのハイドッグは紛れもなくばーくがるである。
 展開の唐突さについていけない気持ちはあるものの、男はベッドから立ち上がった。
 彼を勧誘するためにここに来たのだ。今が好機である。


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