過去ログ - 【Fate】みんなでかんがえたサーヴァントで聖杯戦争【皆鯖】
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941:1 ◆0e.G9BzteE[saga]
2012/05/02(水) 23:45:59.53 ID:u3D4ErQX0



――そこに並ぶものは、芸術品だった。



生きている/死んでいる――少年/少女。
その皮膚を/内臓を/肉を/骨を――余すところ無く利用して作り上げられた芸術品の山。

貴方にも、そこにあるものが何なのか一目で理解できる。

例えばそう、脚の骨を軸に、肌色を切り開いて作られたコレはパラソル。
例えばそう、腹を切り開かれ、引きずり出された腸に色様々なタブがつけられているアレはオルガン。
例えばそう、抉られた腹と胸と頭がそれぞれ開閉式のドアのように改造されているソレは冷蔵庫。

無数の肌色と赤と白のコントラストで作られた家具達。
その中でもいくつかの芸術品は生きている/生かされている。
絶え間ない苦痛に狂うことすら許されず、うめき声や叫び声を上げている。

そしてその物陰から、毒々しい色合いのローブを纏った大男が姿を現す。
肉のない、骨と皮ばかりの細身の大男。

その大男はぎょろりとした眼を動かし、
セイバーの姿を目に止めるとその場に膝をつき、まるで主君に忠誠を誓う騎士のように恭しく礼をした。


キャスター「お待ちしておりました、我が愛しの聖処女よ――」



直後、セイバー精神状態判定
ジル・ド・レェ:-3


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