過去ログ - 【Fate】みんなでかんがえたサーヴァントで聖杯戦争【皆鯖】
1- 20
953:1 ◆0e.G9BzteE[saga]
2012/05/03(木) 01:18:08.46 ID:inXICoYx0


セイバー「……なぜです? なぜ、なぜ――貴方が……」


凛「……セイバー。剣を取りなさい」


怒りに満ちたマスターの言葉にも彼女は反応しない。
完全に、聖女ジャンヌ・ダルクは戦意を喪失していた。


セイバー「ジル……ジル……どうして……どうして、このような真似を……」


光を失った瞳で、うわごとのように何度も呟くセイバー。
そんなセイバーの様子に、遠坂は大きく息を吸い込み、手の甲を翳す。


凛「――令呪を持って命ずる。『セイバー。剣を取り、キャスターを打ち倒せ!』」


遠坂の判断は素早かった。
彼女の言葉と共に手の甲に刻まれた令呪が、赤い光を放つ。
三回のみの絶対命令権。それは不可能すら可能にする、聖杯戦争の切り札。

その一画は戦意を失っているはずのセイバーに剣を持ち上げさせ、強制的にキャスターに剣を向けさせる。
その様子にキャスターは至極残念そうに立ち上がり、手に持っていた人皮細工の魔道書を開いた。
アレが、キャスターの宝具――ッ!!


キャスター「……我が言葉が、我が愛が届かぬほどに心を閉ざしておいでか、ジャンヌ。
      ――おのれぇぇッ!! 我が麗しの乙女に、神はどこまで残酷な仕打ちを!!
      致し方ありますまい! 荒療治となりますが――必ずや、貴女の魂を神の呪いから解放して差し上げます!」


キャスターは天に向かって吠えると、彼の持つ人皮表紙の魔道書が禍々しい輝きを帯びた――!


直後、海魔出現数

下1〜4 合計数


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/253.44 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice