過去ログ - 【Fate】みんなでかんがえたサーヴァントで聖杯戦争【皆鯖】
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978:1 ◆0e.G9BzteE[saga]
2012/05/03(木) 03:44:49.48 ID:inXICoYx0
合計数CountOver:ファンブル以外命中
判定4:相変わらずの精神状態


バーサーカーは金棒を横凪に振りまわし、一方の海魔の群れを叩きつぶす。
もちろん潰した端から新たな海魔が沸き上がるが、それすらも返しの薙ぎ払いで挽肉へ変えてしまう。

だが相変わらずセイバーの方は芳しくない。
周囲の海魔を一太刀で切り潰すものの、即座に海魔の群れが召喚され、セイバーへとまとわりつく。

だからこそ、遠坂の判断は速い。
惜しむことなく、二画目の令呪を消費する。

「――重ねて、命ずる。『セイバー、キャスターへの路を切り開きなさい!』」

セイバー「――もう、い――やっ――」

微かにセイバーはそう呟いたような気がした。
二画の令呪。それは瞬くも効力を発揮する。

セイバーの意志に反して、キャスターまで力の限り突き進む。
彼女の戦意に関係なく振るわれる剣は、海魔の群れを叩きつぶし、その肉片を撒き散らす。
海魔の再生を許す前に、彼女はキャスターまでの路を切り開いた。


そして――


アーチャー「―――I am the bone of my sword.」

アーチャーは弓に剣を番える。

それは以前衛宮邸攻略の際に見た、小剣ではなく、硬い骨を削りだしたような黒褐色の剣。
その骨は溢れんばかりの水気を帯びており、それを無理矢理押さえ込むかのように柄の部分に火打石らしきものが埋め込まれている。
強力な水気のせいだろうか。すぐに弓に番えられた剣そのものの輪郭が薄れ、まるで蜃気楼のように風景に溶け込んでしまった。

セイバーが、海魔の路をこじ開ける。
そしてその最後の瞬間を狙って、アーチャーは剣(や)を放つ。


アーチャー「―――“草薙剣(くさなぎのつるぎ)”!」


直後判定
ファンブル以外命中


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