24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鳥取県)[sage]
2012/04/29(日) 20:30:10.89 ID:/qWzYiG70
ほむら「・・・私、あの人達の傍に居たいんです」
この町から出て行こうと考えた事もある
でも、今は鹿目家の人達から離れたくない
だから・・・
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鳥取県)[sage]
2012/04/29(日) 20:31:52.87 ID:/qWzYiG70
マミ「この町は私にとっても本当に大切な所なの
ここで私はＱＢに出会って、魔法少女になって
佐倉さんに出会って、暁美さんに出会って
そして・・・美樹さんにも出会えた」
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鳥取県)[sage]
2012/04/29(日) 20:32:41.72 ID:/qWzYiG70
ほむら「これは？」
マミ「実は私、芸能人になってみないかってスカウトされたの」
確かに巴さんは学校でも評判の美人でスタイルも良い
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鳥取県)[sage]
2012/04/29(日) 20:33:30.71 ID:/qWzYiG70
ほむら「でも、それだと色々大変なんじゃ」
巴さんが行く町には既に他の魔法少女が居るかも知れない
その子がここは自分の縄張りだと主張したらどうするのか
例えそうでなくても学業と芸能人を両立しながら
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鳥取県)[sage]
2012/04/29(日) 20:41:42.31 ID:/qWzYiG70
マミ「あら、残念。・・・そういえば」
ほむら「？」
マミ「暁美さん、さっき巴さんって呼んでくれたよね」
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鳥取県)[sage]
2012/04/29(日) 20:43:06.67 ID:/qWzYiG70
帰りにタツヤ君の好きな
クッキーを買って鹿目家へ向かう
巴さんが居なくなるのは寂しいけど
これからもあの人達の居る町で
過ごせる事は本当に嬉しい事だ
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鳥取県)[sage]
2012/04/29(日) 20:43:50.89 ID:/qWzYiG70
ほむら「タツヤ君、最近まどかを描かなくなりましたね・・・」
詢子「うん？あぁそう言えばそうだね」
知久「子供って色んな物に興味を持つけど
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鳥取県)[sage]
2012/04/29(日) 20:44:49.44 ID:/qWzYiG70
ほむら（・・・私は、何を期待してたのかしら）
まどかの事を忘れたタツヤ君に罪は無い
しかし彼には覚えていて欲しかったのだ
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鳥取県)[sage]
2012/04/29(日) 20:45:48.04 ID:/qWzYiG70
それから暫くたったある日
両親から携帯にメールと電話があった
ほむら「そっか・・・今日は私の誕生日だったんだ」
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鳥取県)[sage]
2012/04/29(日) 20:46:53.68 ID:/qWzYiG70
私が枕に顔を埋めて涙を堪えていると
インターホンが鳴った
ほむら「誰かしら？」
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鳥取県)[sage]
2012/04/29(日) 20:48:33.26 ID:/qWzYiG70
タツヤ「ほむ姉ちゃん、お誕生日おめでとう！」
そう言うとタツヤ君はニッコリと笑って
筒状に丸めて輪ゴムで止めた画用紙を手渡してくれた
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