過去ログ - 純「ういろう? じゃなくて憂ロボか」
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/23(月) 19:23:48.16 ID:QIXqOO8O0

梓「待って純、唯先輩の様子が……」

息巻く私を梓が抑えて唯先輩に注目した。
へろへろと部室を横断して唯先輩が横になった憂に近付いていく。
それまで安らかに夢の国へ旅立とうとしていた憂だったが、唯先輩が傍に寄ると、再びぱっちりと目を開いた。
唯先輩からは何か憂を刺激する成分でも発散されているんだろうか。
二人の目が絡み合う。

憂「おねぇちゃん……」

唯「う、うい〜」

憂の声がか細いのは闘いに傷つき倒れたからで、決して寝ぼけているのではないと思いたい。
そして力尽きたように膝から倒れ伏す唯先輩。
傾いていくその身体は、まるで計算され尽くしたかのようにちょうど憂のことを労り包むように重なる。
決して憂に助けを求めてしがみ付いたのではないと思いたい。

純「うまい具合にダウンした憂の上に覆い被さったわね」

梓「これはアレだよ! これからパワーアップする前兆、みたいな!」

純「それはどうかなぁ……」

気勢が上がる梓を横目に同意しかねる。


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