過去ログ - 純「ういろう? じゃなくて憂ロボか」
1- 20
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/23(月) 19:31:17.93 ID:QIXqOO8O0

直「憂ロボは完璧だったはずなのに、なぜ……」

純「奥田さ……奥田博士。この2人を見てもまだわからない?」

そこには、周囲の喧噪をよそに仲良く抱き合って眠る平沢姉妹の姿があった。
きっと夢の中でも、「あったかあったかだね♪」なんて言い合ってるに違いない。

純「憂は決して一人じゃない、それを忘れたのが敗因だったのさ」

直「はい……」

うなだれる奥田博士の白衣に包まれた肩に手を置いた。
適当に諭して諦めさせる。
完璧を自称している点については面倒くさいから触れてあげないけど、詐称もいい所だった。

奥田博士は悪い呪いから覚めたように、のろのろと汚れた白衣を脱いだ。
深いため息と共にメガネを外した目には寄る辺を失った無常感が漂う。
そんなに衝撃的だったのか。

直「私の研究はいったい何だったんだろう……」

ほろり、と涙が一滴。
何でもなかった、と口から出そうになり慌てて塞ぐ。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
38Res/30.25 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice