過去ログ - 純「ういろう? じゃなくて憂ロボか」
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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/23(月) 19:41:37.33 ID:QIXqOO8O0

純「ん? 奥田さん、どうかした?」

直「……え、えっ!? あ……いえ、その」

純「?」

直「……少しわかった気がしたんです」

純「何が?」

直「憂先輩にとってお姉さんは、弱点かもしれないけど、それ以上に」

純・梓「「強さのひみつ?」」

思わず再びハモった、私と梓。

直「へ?」

純「ふふん。憂のことなら、大抵のことはわかってるつもりだよ」

梓「まあ、唯先輩にはかなわないけどね」

直「ず、ずるいです、ずるいです〜!」

駄々をこねる奥田さんに私は、へぇ、と声が出て腕組みをした。
憂もなかなか慕われているようじゃないか。

ただ、次第に奥田さんの眉はしょんぼりと下がって、小さな肩が小刻みに震える。

純「だいじょうぶ?」

直「なんだか怖かったです。憂先輩のお姉さん。優しい表情なのに」

なんとなくピコピコハンマーで叩いてみたい表情だと思いながら奥田さんの頭をわしゃわしゃと撫でてやると、多少は安心したようで身体の緊張を解いた。

ひょっとして唯先輩、目だけでずぶりと釘を刺したんだろうか。
そんな真似は唯先輩には至難の業に思えるけど。
たまに唯先輩はわからなくなる。


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