過去ログ - 純「ういろう? じゃなくて憂ロボか」
1- 20
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/23(月) 19:05:11.15 ID:QIXqOO8O0

梓「悪いけど弱点もなしに攻めたところで奥田さんが憂に勝てるとは思えないよ」

梓が奥田博士を諭す。
沈痛な面持ちで語りかけるあたり、梓もかなりノッている。
意地を張ってはいても、梓も先代の軽音部のお気楽な遺伝子を知らずのうちに引き継いでいるんだろう。
教えると恥ずかしがって叩いてくるから言わないけど。

直「誰が私自身が挑むと言いましたか! 憂先輩を倒すのは……この子です!」

バーカバーカと言いながら奥田博士が後ろの方に置いてあった物体に手をかける。
漫画やら雑誌やら脱ぎ捨てられたジャージやらと最近は雑多になりつつある部室なので今の今まで存在に気が付かなかったなぁ。
六割は私の私物らしいのも気が付かなかったなぁ。
ドラム缶ほどの大きさのそれを奥田博士がぐるりと回して向きを変える。

梓「何これ」

憂「ロボット?」

菫「しかも、これは憂先輩じゃありませんか?」

薬局の前にでも据え付けられていそうなそれは、ネジがあったり、溶接されていたり、ブリキのおもちゃみたいだったりするものの、栗色の髪を小さなポニーテールに纏めた女の子の姿をしていて、つまりは憂だった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
38Res/30.25 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice