過去ログ - とある第一位の超次元蹴球
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8: ◆phLlq2zEWI[saga]
2012/04/23(月) 21:52:14.35 ID:G4xaMj2/0


【名前】 雲川芹亜 またの名を謎の美人な先輩

【所属】 学園都市統括理事会、貝積継敏の『ブレイン』 チーム『フェンリル』のマネージャー
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/04/25(水) 18:01:35.65 ID:+0e4TIPO0

楽しみ


10: ◆phLlq2zEWI[saga]
2012/04/27(金) 21:48:03.19 ID:OXXzthZN0
>>1です、こんばんは。 短いですが今回の投下にきました。

それではいきます。


11: ◆phLlq2zEWI[saga]
2012/04/27(金) 21:49:07.26 ID:OXXzthZN0

 常盤台中学の朝は早い。午前七時には起床し、以後三十分以内に身だしなみを見苦しくない程度に整える。そして七時三十分に食堂へ集合し、点呼を取ってから午前八時までに食事を完了させる。

 これは規則正しい生活リズムを形成することによって、品行方正な真人間を育成するために定められた昔ながらの決まりごとなのだが、もちろんそれを遵守出来ない人間も存在する。

以下略



12: ◆phLlq2zEWI[saga]
2012/04/27(金) 21:49:42.00 ID:OXXzthZN0


 「…………むにゃむにゃ、あと十五分は……大丈夫、よねぇ……」

 「全然大丈夫ではございませんわよ女王!? 早くお目覚めにならなければ私(わたくし)達は遅刻してしまいますわ!」
以下略



13: ◆phLlq2zEWI[saga]
2012/04/27(金) 21:50:54.31 ID:OXXzthZN0


 「――まったく、よろしいですか女王? 今朝はなんとかギリギリ間に合いましたが、女王が遅刻しては派閥の者に示しがつきませんわ」

 現在時刻は八時十分。場所は食蜂がルームメイトである縦ロールの少女と過ごす『学舎の園』の内部に存在する寮の自室。そこでは縦ロールの少女が食蜂の絹のような金髪へ丁寧に櫛を通していた。
以下略



14: ◆phLlq2zEWI[saga]
2012/04/27(金) 21:51:32.51 ID:OXXzthZN0

 「むー、私は遅刻ではなくて重役出勤なのにぃ」

 「たしかに女王が仰ることも一理あります。しかし私は時間ギリギリで慌しく食堂へ駆け込む女王の姿など、ヘタな新入社員となんら変わりはないように見えてしまうのです」

以下略



15: ◆phLlq2zEWI[saga]
2012/04/27(金) 21:52:18.15 ID:OXXzthZN0


 「ぶーぶー」

 「不満だからといって豚の鳴き真似などおやめください女王!? ――ああっ! 女王の美しいお顔が台無しに!?」
以下略



16: ◆phLlq2zEWI[saga]
2012/04/27(金) 21:53:30.42 ID:OXXzthZN0


 「……、」

 「……アレイスター……のクソ、野郎は……俺が…………絶対に……」
以下略



17: ◆phLlq2zEWI[saga]
2012/04/27(金) 21:54:44.64 ID:OXXzthZN0


 そこには家主の黄泉川を筆頭に芳川桔梗、打ち止め、番外個体という風に女性が多く住んでいる“女の園”である。

 だが、そんな男子禁制の住居には性別不明の少年と地獄の底から蘇った少年が滞在していた。……いや、正確に言うならば“居候している”である。
以下略



18: ◆phLlq2zEWI[saga]
2012/04/27(金) 21:55:37.59 ID:OXXzthZN0


 ――第五学区に存在する廃屋を改装した料理店『骨董屋』を崩壊させた後、性別不明の少年である一方通行はひとまず料理長である二メートル近い長身の男に、店の修理費用として三百万円を支払っていた。

 しかも一方通行がわざわざ銀行に向かい、三百万円を口座から引き出して手に入れた札束を料理長へ手渡しで、だ。 さすがにこの状況に料理長は頬を引き攣りながら苦笑いと共に受け取っていた。
以下略



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