98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2012/05/02(水) 00:05:07.08 ID:nPUC8axTo
…………
……
男「はぁ……」
学校へと続く道中、俺は無意識の内にため息をついてしまう。
その原因は分かっている。
女「男くん、どうしたの?」
こいつだ。
何がそうさせたのか、俺はこいつに心を惹かれてしまったのだ。
女「男くーん。考えごと?」
それだけなら良いのだが、3年とは言え短くない期間を共に過ごしてきたため、
今更どう接すれば、切り出せばいいのかが分からない。
そういう訳で、非常に思い悩んでいるのだが……
女「おーい」
そんな気を知ってか、あるいは知らずにか、
今も彼女は隣でうるさく話しかけてくる。
女「……」
女「よっと」
男「と――!?」
唐突に彼女が腕を絡ませてきた。
男「い、いきなり何だよ」
女「ぼうっとしてたし、気付かないかな、と思って」
男「流石に気づくだろ」
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