過去ログ - 後輩「それじゃ、本当にこれでお別れです」
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239:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/07(月) 14:40:55.33 ID:SeOAfSECo

 そして、次に目を覚ましたとき、俺は"魔法使い"の事務所にいた。
 彼女が本当に魔法使いなのかどうかはさておくとして、彼女はたしかに大男の怪我を治して見せた。
 俺はあのときの大男の姿を思い出す。――どう考えても、医者でもない人間が治せるレベルの怪我じゃなかった。
 
 彼女が医者崩れか何かなのかもしれないが、それでも処置に使えそうな道具を持っているようには見えなかった。
 とりあえずのところ害はないので、彼女は「魔法使い」ということにしておこう。
 そして彼女自身の言葉を信じるなら、彼女はこのさまざまな変化には無関係の場所に立っている。
 
「神の境地」と彼女は言った。実際、何かを知っていそうではあるが、高見の見物というような雰囲気が滲んでいる。
 ……あの女のことは考えても分かりそうにない。とりあえずは、無視してしまおう。
 



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