過去ログ - 後輩「それじゃ、本当にこれでお別れです」
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[saga]
2012/04/25(水) 19:11:54.92 ID:JGE6sUjjo
◇
目を覚ますと、夕方の五時を過ぎていた。
帰ってきてすぐに猛烈な眠気に襲われ、自室のベッドで仮眠を取ることにしたのだ。
頭がぼんやりと重かった。身体を起こそうとすると関節が軋み、気怠い。億劫になって再びベッドに身体を沈める。
何か奇妙な夢を見ていた気がするが、思い出せない。
思い出す必要もないのだが、なんとなく気になってしばらくの間、寝転がって夢の面影を撫でまわしてみた。
結局何も思い出せないまま時間が過ぎた。意識がはっきりとするのを待ってから、俺はベッドを這い出る。
ふと机の上を見ると、机の上に手紙封筒が置かれていることに気付いた。
薄い水色をした便箋を手に取る。こんなものに覚えはない。
部屋の中をうかがう。誰かが部屋に入った気配はない。
表にも裏にも何も書かれていない。封筒を開くと、中には三枚の便箋が入っていた。
俺はその便箋を、一度大雑把に流し読みした。次に二、三度しっかりと読み、最後に小声で朗読までした。
文字はお世辞にも上手だとは言えず、解読には時間が掛かったが、左上に書かれた俺の名前だけははっきりと読むことができた。
文章は次のようなものだった。
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