過去ログ - 後輩「それじゃ、本当にこれでお別れです」
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/04/24(火) 23:22:53.10 ID:qSbSwrSBo

 ただの白昼夢であると考えるのがいちばん自然だが、それはそれで困ったことになる。

 俺の中には、

「これは夢ではない」

 というたしかな確信があった。もちろん自分自身の確信なんて根拠のあるものではない。疑わしく思うところもある。
 けれど、

「これが現実ではない」

 ということにするには、この"ズレ"はあまりに現実味がありすぎた。ほとんど(まったくと言ってもいい)現実と変わらない手触りなのだ。
 
 これを「現実ではない」ことにしてしまうと、今度は、どこからが現実で、どこからが現実でないか、その区別がまったくつかなくなってしまう。
 人は「ここまでが現実で、ここからが想想である」という区別を失っても生きていけるものだろうか?
 不可能ではないが、困難ではあるだろう。

 だからこそ、俺はこの"ズレ"を現実だと信じざるを得ない。
 そうしなければ現実の自明性が失われ、この"現実"よりもっとおそろしいどこかに引きずり込まれてしまうような気がした。
 



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