2: ◆doBINqA5W6[saga]
2012/04/26(木) 22:58:30.77 ID:CXvfMQZxo
『あら、お嬢様。ご機嫌が優れないようですけど？』
『あらあら、大変ですわ。どこかでお休みになられたほうがよろしいのでは？』
お嬢「…そうですね。そうさせていただきます。失礼…」
3: ◆doBINqA5W6[saga]
2012/04/26(木) 22:59:20.64 ID:CXvfMQZxo
お嬢「…あ、もし」
ホテルマン「はい」
お嬢「外の空気に当たりたいのですけど…出口はどこでしょうか」
4: ◆doBINqA5W6[saga]
2012/04/26(木) 23:00:22.02 ID:CXvfMQZxo
〜同刻〜
男「すっかり遅くなっちまった…早く会社に戻ろう…」
男「…近道するか」
5: ◆doBINqA5W6[saga]
2012/04/26(木) 23:03:35.28 ID:CXvfMQZxo
お嬢「どこなんだよここは！？どこ歩いてんのか分かんねーぞ！！」ﾍﾞｼﾍﾞｼ
男（…パーティードレスにロングヘアーか。なのにあの口の悪さ…）
男（お水系か？係わり合いにならないほうがいいな…）ｿﾛｰ…
6: ◆doBINqA5W6[saga]
2012/04/26(木) 23:08:13.78 ID:CXvfMQZxo
お嬢「…あの！」
男（けど…本当に迷子だったらかわいそうだしな…試してみるか）
男「さて、早くホテルの前の会社に戻ろう」
7: ◆doBINqA5W6[saga]
2012/04/26(木) 23:09:13.58 ID:CXvfMQZxo
ﾋﾟﾘﾋﾟﾘﾋﾟﾘ ﾋﾟﾘﾋﾟﾘﾋﾟﾘ
男「電話か…もしもし。男です」
お嬢（“男”って言うのか…）
8: ◆doBINqA5W6[saga]
2012/04/26(木) 23:10:21.40 ID:CXvfMQZxo
お嬢「！」ﾄﾃﾄﾃ
男（そこを曲がればホテルの正面だ）
ｸﾙｯ
9: ◆doBINqA5W6[saga]
2012/04/26(木) 23:11:26.82 ID:CXvfMQZxo
執事「お嬢様！」
お嬢「あ、ただいまかえりました」
執事「『ただいまかえりました』ではございません！」
10: ◆doBINqA5W6[saga]
2012/04/26(木) 23:12:06.54 ID:CXvfMQZxo
執事「はぁ…まったく…お嬢さまにも困ったものです…」ﾊﾞﾀﾝ
お嬢（さっきのオトコ…）
お嬢（私をホテルの前まで連れてったら足早に消えてった…）
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/04/26(木) 23:20:47.89 ID:QhDA0PITo
期待
続きはまだかね？
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